近頃、日本のネットニュースでは「溶連菌」が流行っていると出ていますよね。
アメリカでも、特に学校世代には身近じゃないでしょうか。
アメリカは病院に掛かるのも面倒だから放置しがちなんですが、我が家の経験から踏まえて「早めに病院へ!」ってお伝えしたい。
我が家は、子供たちは咽頭炎、夫は人食いバクテリアと呼ばれる劇症型(たぶん)を患ったことがあるので少しでも参考になれば・・・
ということで今回は咽頭炎のほう。
咽頭炎は(ヤフーから借りました)
学校のクラスメートからもらう確率がすごく高い。特に次男は中学生まで1年に1-2回はもらってきました。
症状が風邪っぽいとは思いつつ、喉の痛みや咳と熱なので「これはもしや」と思って病院へ連れていくことが多かったです。
次男はよく中耳炎も併発してました。
溶連菌と診断されると→抗生物質が10日間分ぐらい処方される→飲み始めてから24時間は学校へは行かない→数日で体はよくなる、学校にも行ける→処方された分は全部飲み切る。
通常はこのサイクルですが、実は過去に1度だけ悪化したことがありました。
次男が中学生の時に掛かった溶連菌
↓
長男(高校生)にも移る(他からかもしれない)
↓
二人とも病院で溶連菌と診断される
↓
抗生物質開始
↓
↓そのあと
次男→ しょう紅熱(スカーレットフィーバー)に悪化
長男→ 手足口病を併発
になったんですよ。
どちらも湿疹が出るんですが、出る場所が見事に違っていて、
しょう紅熱→顔を中心に出る
手足口病→顔には出ない
二人ともすでに抗生物質は開始していたので、学校に行っても良いよとは言われましたが、手足口病の長男は、足の裏の湿疹が痛いので1日くらい休んだ気がします。もう一方のしょう紅熱発疹の次男は顔が最初ブツブツ湿疹から、かさぶたができて剥がれてボロボロ。でも体は元気なので学校に行ってました。
しょう紅熱って、アメリカではそれほど身近じゃなくて(私は赤毛のアンでしか聞いたことがなかった)、学校の先生にも「不思議だね」って言われたくらい。でも溶連菌になったあと赤い、小さい発疹がびっしり出てくるのですぐわかると思います。
手足口病もしょう紅熱も、それ用の治療はなくて、溶連菌のために飲んでる抗生物質を飲み続けるだけでした。
元気だったら自然治癒もするのかなとは思うけど、ここから元気になるか悪化するかは全く分からないから早めに病院で診てもらって損はないと思います。連れていく人は大変だけどね。
そして次回は、「ついに病名すら診断されなかった夫はたぶん、人食いバクテリア症だったんじゃないか」というお話です。