ハロウィンが終わったら、FMラジオ局が恒例の「24時間、クリスマスソング」を始めました。
ずっと前はサンクスギビングが終わったらクリスマスソングだったと思うんだけど、ここ10年くらいはハロウィン終わったらすぐ掛かります。これが大みそかまで続くんです。
日本だと、「クリスマスソング」と言えば・・・山下達郎をはじめポップシンガーの歌うクリスマスソングですよね。
でもこちらのラジオで流れるのはいわゆる「往年の」クリスマスソングが中心です。
めちゃくちゃ古いのが流れますよね。
Silver Bell (1951)
Jingle Bell(1948)
Winter Wonderland (1934)
アニメソング界からは、ピーナッツ(スヌーピー)、グリンチ、アルヴィンとチップマンクス・・・これも1960年代前後がオリジナル。新しい所で言うと、「スノーマン」「ポーラーエクスプレス」辺りが流れてます。
あとは、「赤鼻のトナカイ」「サンタが街にやってくる」「サンタクロースがやってくる」→この辺は子供も知っている歌。
ほかにはジョンレノン&オノヨーコ、ポールマッカートニー。
それから変わりどころで、スペイン語の陽気な「Feliz Navidad」も人気があります。
ちょっと新しめの曲で言うと、ワムの「ラストクリスマス」、マライアキャリー「恋人たちのクリスマス」(←これだってかれこれ30年くらい前になる?)、これは定番。
でもそれ以降の曲ってあんまり流れません。毎年毎年「古い曲中心」なクリスマスソング放送です。
じゃあ1990年代後半、2000年代にクリスマスソングは出されてないのかって言うと全然そんなことはなくて、歌手なら必ず1曲はクリスマスソングを出してるっていうくらい出てはいるんですよ。
レイディー・ガガ、ノラジョーンズ、アリアナグランデ、ジャスティンビーバー、ブリタニ―スピアーズも出してはいる。
でもラジオでは全然流れないんですよね~。
最近の歌手でクリスマスソングが流れてるな、って思うのは古い曲をカバーしてる人だけ。
テイラースウィフトとかコールドプレイ。
今どきの新しい歌はほとんど流れず、オリジナル古い歌と、それを最近の歌手がカバーしている歌。無限ループなんで正直、サンクスギビングの頃には飽きてきます・・・。
しかし普段なら新しい曲もガンガン流しているのに、なぜクリスマスだけ保守的で万人受けする曲のみ流し続けるのか・・・。
これが、日本で例えば J-waveとかFM横浜、FM東京で流れてると想像してみて下さい。
NiziUが流れていたなーと思ったらいきなり春日一郎とか平尾昌晃あたりが流れ始めるってことよ。
ちょっと違和感ですよね・笑
往年のクリスマスソングに慣れてしまうと、リスナーには最近のクリスマスソングが受け入れにくいんですかね~。
もっとも、「ラジオ」で音楽を聴いてる人って・・・・もはや絶滅危惧種でしょうか??
流行りの音楽を聴く人はインターネット経由ですもんねぇ。
ラジオ局ももう少し新しい曲を取り入れて、新風吹かせても良いんじゃないかな、と思ってます。
私が一番好きなクリスマスソングはこれ↓
Trans siberian Orchestra と言えばこれ、っていうくらい代名詞ですね。良いライブバージョンが見つからなかったけど良かったらぜひ見てみて下さい。
あとはクリスマスソングではないと思うけど、PachelbelのCanonも好き。この時期よく聞きますね。
J-POPで言えば、夫はBOAの「メリクリ」、私は稲垣潤一の「クリスマスキャロルの頃には」かなぁ・・・。