次男の高校の全校集会に招待されたので行ってきました。

 

 

次男がHomecoming Courtに選ばれてそのセレモニーがあるから、選ばれた生徒の親は見に来ていいですよ、とのこと。

 

そもそもHomecomingというのは、秋にどこの高校でも大学でも行われている、卒業生が気軽に遊びに来れるイベントのこと。でもどっちかって言うと在校生のガス抜きのお祭りみたいなものっていう印象が強いですね。

 

そのHomecomingでは、キャラが強い生徒が何人か選ばれてその中からKingとQueenが選ばれます。その候補者がHomecoming Courtと呼ばれます。

 

次男の高校ではシニア(高校4年生)の500人から男女15人ずつ選ばれてました。

 

セレモニーでは、Courtに選ばれた生徒は全員ドレスアップして参加。

この日は日中30度以上あって、女の子は薄着だけど、男の子はネクタイ締めて、中にはジャケットを着てる子もいて30分以上炎天下で待機してて暑そうだった。

 

次男の場合は、このセレモニーの前に所属しているマーチングバンドの演奏があって、集会が始まる1時間ぐらい前からこの格好で準備して待機して、暑くて大変だったみたい。この日は夜までずっと学校にいたんだけど疲れすぎて途中でしばらく横になってたとか。

 

私が座っていた保護者席は直射日光がバンバン当たるところで、めちゃくちゃ日焼けして干乾し状態。私もあやうく日射病になるところでした。

 

私はセレモニーが終わってすぐ抜け出したけど高校生たちは1時間くらいそこで集会やっていて普通だったな・・・。

 

若いってすごい・笑

 

 

Homecoming Courtで選ばれた子は、スポーツをやってたりチアリーダーをやっていたりどっちかというとスポーツの子が多かったです。次男は一応、テニス部で運動もやってるけどテニスってアメリカでは日陰部門なので(全米的にそうかは分かりません・笑)、花形のアメフト、バスケ、サッカーから選ばれるのは納得なんだけどなぁ、と本人は言ってました。次男が選ばれたのはもしかしたらキャラが強めなのか、色々部活をやっているから名前を知ってる子が多くて選んでもらえたとか、他の要素なんじゃないかと思います。(と、本人が言ってます)

 

まあでも、KingとQueenに選ばれるのは、大体アメフトの子とチアリーダーの子だよって言ってました。次男はCourtに選ばれてダンスパーティーのチケットを無料(25ドルする)でもらえただけで満足で、Kingになるとかは全く興味がないらしかったです。

 

 

集会では、マーチングバンドやダンス部などのパフォーマンスと学年対抗のゲームが行われてました。

 

暑かったけど、三輪車競争はとりあえず見た。リレー形式でトラック1周する。まあ高校生だから真面目にやるわけない。そのうち後ろの台に足を掛けて前輪持ち上げて走って転んで、最後は担いでゴール、みたいな。

 

 

次男の高校は都市圏郊外にありがちな雑多な感じの高校です。アメリカの公立高校のほとんどが住んでる住所で行く学校が決められてます。日本みたいに、偏差値やら学校の雰囲気で行く高校を決めるわけじゃないので、集まる生徒は様々ですね。

 

例えるなら、スクールウォーズ系(昭和のドラマです・笑)高校生と超進学校と平均県立高の生徒が混在してる、みたいな。

 

それを一つにまとめて運営していくってめちゃくちゃ大変だと思う。今回全校集会を見ててそれはすっごく感じました。

 

まあだからこそ、警察官が学校に常駐していて、何かあればすぐ手錠掛けて逮捕するしテイザーガンも持ってる。それくらい取り締まらないと大変なのかなと思いますね。

 

いつもだったら、次男がいるクラブの集会とか催しに顔を出すだけなので、大体同じような雰囲気の子にしか会うこともないんだけど、今回全校集会で色んな子を垣間見れてすごい貴重な体験でした。

 

でも、若者にエネルギー吸い取られたみたいですげー疲れてしまって「ピグちゃん、今日一日ですごい年取ったみたい」って夫に言われたよ・・・苦笑。