今回のウィスコンシン州で泊まったホテル。


アメリカ永住物語

次男が早くもベッドで遊びましたが・汗


奥のベッド二つ、ってところまではスタンダードルーム。これに手前のソファがあるリビングコーナーが付いてるとスイートルームになるのだ。


スイートって言っても、1泊1室なんと80ドルなり(約8000円くらい?)。最大6人まで泊まれるから頭数で割ればかなりお得。


うちは夫婦2人+子供2人だけど、ちょっとゼイタクしてみた。



英語で言う「MIDDLE OF NOWHERE」(周りに何にもないところ)にあるホテル。


高速を降りたらホテルは目の前にあって、隣にガススタンドが1軒、近所にファミレスがある以外は畑畑・・・延々と畑。


ところが週末、かなりのお客さん。



なんとプールがすごいのだー。

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ホテルにインドアプール、というのは結構あるんだけどこうやって滑り台や奥にある赤や黄色の上から水が落ちてくるなんていう設備はあんまりないよ。宿泊者は無料なの。サービスです、サービス。


次男がめちゃくちゃ喜んでいる。

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腕に浮き輪を付けてるから滑って落ちてきて一旦水の中に潜るけどすぐ浮いてくるし平気らしい。

2時間延々と滑って上がって滑って上がってを繰り返し、へとへと。



ウィスコンシンには別の地域にかなり有名なウォーターパークリゾートなるものがあるのだけど、小さい子はそういうところへ行ってもモトは取れないしこの程度で充分。


80ドルのお部屋代を払えばプールは使いたい放題、あと朝食つき。


高速沿いのこういうチェーン・モーテルって、移動中に疲れた人が泊まるケースが多いけどこのホテルはプール目当ての小旅行ファミリーがすごーく多かった。



そして到着日の夕飯は、そのMIDDLE OF NOWHEREエリアのファミレスへ。


クリスチャンが多いウィスコンシンは昔ながらの風習で金曜日にはお肉は食べない、って人が多い。

だからそういう日はFISH FRYと言われて魚のフライをスペシャルにするレストランが多し。


食べる人が多ければ、それだけお味もヨイノデス。


と言うわけであたくしも。


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左奥がポテトパンケーキ、6ピースの魚のフライとライ麦パン、コールスローがついて9ドル。なんと全てお変わり自由なの。


しかし1回で6ピース、しかも衣でごまかさず、新鮮なお魚で食べがいがあったから店長と子供にも分けてようやく食べたくらい。頑張ってもう2ピース追加して、店長1ピース、私と長男で半分こ。もったいなかったかなー。お腹がもっと空いていたら良かったけど。


子供はやっぱりチーズバーガー。子供メニューです。いいの、金曜日にも肉。
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店長はポークカツ、とフレンチフライ。
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駐車場は満杯だったから期待してたけど期待以上においしかったー。




~おまけ~


さて。


ウィスコンシンと言えば、グリーンベイパッカーズ


パッカーズプロフットボールのチームです。


そして数年前までグリーンベイパッカーズブレットファーブ選手が人気だったのだけど、


その選手は、一昨年「年老いたからもういらん」とチームから放出され。

チームやファンとしては、放出後は引退して、このチームのアイコンとして残って、と言う希望があったのだけど彼はまだまだ現役で、と言う希望で他チームへ移籍して行き。


現在は隣の州、ミネソタのチームに在籍してます。


つい先日40歳を向かえ、最年長のクォーターバック(ボールを投げる人・攻撃の司令塔)

スポーツに興味のない方には「こんなことが大ごとなの?」って感じだろうけど


この州に生まれたならば、誰しもパッカーズを応援しないと非国民扱い、なのですよ。



そしてこのブレットファーブの移籍問題が

ブレットファーブと共に移籍先を応援するファンが半分、

ブレットファーブにさよならしてまだまだパッカーズを応援するファン半分。

州のファンを2分する一大事になってしまったわけ。


そもそもアメリカはご当地カラーが強いので、地元のチームを応援しない、というのはあるまじき行為なのだけど、娯楽の少ないウィスコンシンはその色がとても強い。


店長は以前にも記事にしたのだけど、ブレットファーブと共に移籍したチームを応援。


なのでウィスコンシンに行くと非国民です・笑


*いや、ウィスコンシンに住んでない今だってここの地元チームを応援してないから更にダブルで非国民だけどさ・笑




そんな中で、ウィスコンシン州へ来てブレットファーブ選手嫌い色が強いエリアのウォルマートで処分品になったブレットファーブTシャツを物色する、勇気ある店長(笑)


違うカラーのものが欲しいと探していた所、おばあちゃん店員が近くにいたので聞いてみました。



店長「このシャツで、違う色が欲しいのだけど・・・」



そしたらおばあちゃん・・・一言



ブレットファーブのものなんて、ここには置いておらんわい!怒」



と一喝されましたとさ。


店長「・・・・・・」



いや置いてあるし・笑 処分品だけど・爆


やっぱりおばあちゃんもブレットファーブ嫌いだったかー。



しかし私情を挟みすぎやっちゅーねん!仕事に徹底せぃ!



相手がおばあちゃん店員だったので、店長も苦笑だったらしいです。




老いも若きも、嫌いと言いながらブレットファーブを話題にしたり、その活躍ぶりはどうにも気になるらしいですね。ちなみにウィスコンシンではパッカーズの試合に被らないように教会のサービスが行われたり、教会のお祈りに「パッカーズが勝ちますように」と牧師さんもお話します。



フットボールは男のスポーツ、ではないのですよ、ここでは。