遊園地では、私の苦手な絶叫マシーンやお化け屋敷などにも屈さず、わりとたくさんの乗り物を制覇しました。
かの遊園地は大規模なショッピングモールを持っていたので、気分転換にそのへんをふらふらと歩いてみたり。
その日は初夏並みのいい天気だったので、涼みがてらお化け屋敷に入ったときのことです。
そのアトラクションは、自分で歩くだけでなく、扉の鍵を開け次々に進んでいく形式のものでした。
後から知ったのですがY君は本当に怖いもの全般が苦手だったらしく、私が若干前に立って進むかたちになりました。
控えめに騒ぎながらおっかなびっくり進んでいったのですが、コースの中腹にさしかかったとき
「すいません…手つないでもいいですか」
どうやら本当に怖かったらしく(当然私も怖かったのですが)、そこからは手をつないで歩きました。
二人とも手が汗ばんでいましたが、そのときはただがむしゃらに進んでいったのです。
最後の方にはお化け(イミテーション)に追いかけられて悲鳴を上げながら、手というよりは腕をひっつかんで走りました。
そんな状況だったので、ときめきのたぐいを感じているヒマもありませんでした。
無事ゴールしてはじめて、そういう意味でどきどきしました。
でもきっと、Y君にとってはなんともないことだったのでしょうね。
少なくとも、当時の私はそう思いました。
かの遊園地は大規模なショッピングモールを持っていたので、気分転換にそのへんをふらふらと歩いてみたり。
その日は初夏並みのいい天気だったので、涼みがてらお化け屋敷に入ったときのことです。
そのアトラクションは、自分で歩くだけでなく、扉の鍵を開け次々に進んでいく形式のものでした。
後から知ったのですがY君は本当に怖いもの全般が苦手だったらしく、私が若干前に立って進むかたちになりました。
控えめに騒ぎながらおっかなびっくり進んでいったのですが、コースの中腹にさしかかったとき
「すいません…手つないでもいいですか」
どうやら本当に怖かったらしく(当然私も怖かったのですが)、そこからは手をつないで歩きました。
二人とも手が汗ばんでいましたが、そのときはただがむしゃらに進んでいったのです。
最後の方にはお化け(イミテーション)に追いかけられて悲鳴を上げながら、手というよりは腕をひっつかんで走りました。
そんな状況だったので、ときめきのたぐいを感じているヒマもありませんでした。
無事ゴールしてはじめて、そういう意味でどきどきしました。
でもきっと、Y君にとってはなんともないことだったのでしょうね。
少なくとも、当時の私はそう思いました。