Midnight Express -32ページ目

天候談義

ここ最近の香港では、梅雨のシーズンなのか雨が多い。それも、シトシトと降り続くような風情のあるものではなく、いきなりドっと降り出して気がつけば雷雨、という状況である。昨日の雷もものすごかった。何とも南国香港らしいと言えば香港らしいのではあるが、雨が一瞬上がった後の湿気と言ったら不快この上ない。天然のサウナである。

ただこれは香港だけの話ではなく、広州でも深圳でも同様だった。物理的に近いので分からぬ話ではないが、建物の冷房がいい加減な分、むしろ不快指数は香港より大。ちなみに、広州の建物のセントラルエアコンはほとんど掃除しておらず、レジオネラ菌がいることもあるらしいと先日NNAが報じていた。クリーニング業者が居ないことが理由とのこと。アフターサービスもなくエアコンを売り出してみるところも中国ならではだが、これは勘弁願いたい。

さて、話を戻す。華南地域と香港とのもっとも顕著な天候の違いはと言えば、空の色。香港では雨の後に青空が見えることもあるが、広州・東莞・深圳では常に黄土色。これは上海に行ったときも思ったのだが、中国本土で青空というものをハッキリと見た覚えがない。大気汚染が相当酷いのか、もともと砂埃が舞いやすいのか。雨が降った後でも変わらないと言うことは、おそらく前者なのだろう。

もっとも、香港においてもスッキリと晴れる日はごくわずか。晴れても霞がかかったような空気になり、香港サイドから九龍サイドがよく見えない、といったことがしばしば起こる。気管支炎になる子供も多いと聞く。中国本土ではどうなっているのか、何とも憂鬱な気分になる。

中国での大気汚染の状況は非常に深刻である。おそらく、実際に表に出てきている数字よりも、行って空を見れば誰もが「これは危ない」と感じる色をしている。この間のサミットでも中国・インドの参加がカギといった話になったようだが、二酸化炭素の問題に限らず、きちんと現状を認識しないといけないのではないか。そんな気にさせられる色である。

日本でも二酸化炭素の問題は再ブーム(?)になっているようだが、これをブームで終わらせるのではなく、世界を巻き込んだカタチにしていくことが必要だろう。特に、黄土色の空を持つ中国には、責任感を持って貰いたいところである。

広州出張~岡島との出逢い~

出張で広州に行ってました。前回はゴルフ で行ったので、二度目。

あのときはまさかこういう話で来ることになろうとは思っておらなんだ。。。(遠い目)

各種政府折衝をこなす。中国語の話せる人(というか英語の話せる中国人)が居るとラク。

言葉のチカラは大きいです。


広州のお役人たちは、どう見ても仕事をガリガリやっている感じではないのですが、

聞くと色々教えてくれて親切な人が多かった気がします。

この辺、やや杓子定規な対応をしてくる上海よりも好印象。

街並みで言えば、やはり上海の浦東とは比べものになりませんが、人は優しい気がしました。


それにしても、お役人の中に岡島に激似の人が居て驚愕。


岡島

もう、気になって気になってしょうがない(笑)。

小職の中では、岡島君に決定しました。バンザイ。

気がつけばもう6月・・・

週末は飲み過ぎでフラフラ。
明らかに酒量が減ってるなあ、と思ふけふこの頃であります。

今日は仕事上で信じられないことにダブルブッキングに気づく。。。
というか、日本に帰る日にアポ入れしてた(笑)

お客じゃなくて良かった。
基本がなってません。反省。

今週は明後日から広州出張。
まだまだバタバタ。



金曜、上司と珍しく飲みながら。

あるべき組織とは、目指すべきカタチとは何か。
どんな会社でも、大きくなればなるほどそこかしこに非効率な部分が目立ち、
部分最適が全体最適ではなくなる。

そのうえ、一つの部署においてすら、人材配置がままならないこともある。
社内でのパワー、年次の差、優先順位等々・・・。
これだけの大組織でも、人材確保とは非常に大変である。

人が入れ替わってもやっていける全体最適の組織を目指すか、
限界を限界として認識して、その中でやれる限りを目指すか。

なかなか、答えは出ない。
まあ、そういうものなのかもしれないけどね。

クルマの部品

わけあってクルマの部品を勉強しているのですが。。。。

わけわからん。

まあ、クルマだけじゃなく、半導体にせよ液晶テレビにせよ、非常に複雑で今ひとつ把握しきれないことは確かなのですが、クルマは本当に部品のデパート。

大まかに把握したいだけではあるのだが、何か良い本はないでしょうかね?


↓買ってみたけどマニアックすぎて今ひとつ理解できず。
福野 礼一郎
クルマはかくして作られる―いかにして自動車の部品は設計され生産されているのか
福野 礼一郎
超クルマはかくして作られる

ZARD

正直、ショックが大きいです。

中学生、高校生の頃、ZARDの曲をテープにコピーしては聴いていた。当時、(今では信じられないかも知れないが)相当の時間を勉強につぎ込んでいた自分にとって、自分を叱咤激励する意味と、癒される意味と、その両方でとても助けられたことを良く覚えている。特に受験の時は、誰にも頼ることが出来なかったし、プレッシャーも大きかった中、どれだけ力づけられたことか。

負けないで ほらそこに
ゴールは近づいてる
どんなに 離れてても
心は そばにいるわ
感じてね 見つめる瞳

「揺れる想い」「Seasons」「君がいない」等々、なかなかテレビに出てこない不思議さとあいまって、半ば憧れに近い感情を抱いていたような気もする。

本当にとても、残念。


------------------------------

もう一人、現役の閣僚が逝った。

マスコミの報道だけでは何とも言えないけれど、自殺だとしたらそこまでして守るものは何だったのか。
命より大切なものは何なのか。家族か、プライドか、それとも?

いずれにしても、死んでしまっては何にもならない。
諦めることは、いつだって出来る筈だ。

------------------------------


話は変わって、中国のお話。
若干こじつけ感はあるが、こういう視点はある意味で正しいと思う。

http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20070524/125462/

中国に一歩入れば良く分かるが、非常に奇妙な国である。

繁栄を遂げる沿海部と、圧倒的に貧しい内陸。
それこそ、深圳から少し奥に入っただけで、もうそこはド田舎だ。それも、途方もなく。

規模が大きく元が酷すぎたいから、成長というアメによって無理矢理求心力を保っている。
イデオロギー支配に溜まった負のエネルギーは、力ずくで押さえ込むか外に向けるしかない。

風光明媚な場所はごく一部。
実際には、政府公認のイベントでコピー商品が氾濫し、
高級ホテルでも怪しげな店が入っているような国である。

文化大革命のおかげで儒教の伝統はどこへやら。
金に目を奪われ、ギャンブル好きで、人の命は軽い。

そういう実態をよく見た上で、慎重に付き合わないといけない。
カントリーリスクをどう見極めて、どこまでコミットするか。
そのリスク感覚を忘れてバブルに走る、ということは無いと思うが、規模が大きく影響も甚大。
個人的には、内部分裂して大騒ぎになるような予感もしているのだが、如何だろうか。


-----------------------------

なんだか暗い話題ばかりなので、前向きな話を。

仕事上で、良く分からないまま流しがちなところを詰めていった結果、一つ落ち着く結論が見えてきた。
議論して、頭をフル活動して、必要な情報を集め、見極めて、何が本質かを掴み取る。

そういう達成感が、今日はあったかな。
久々に、気持ちよかった。

------------------------------


というわけで、雑然としていますが、今日はZARDのアルバムでも聴くとします。

読書のつづき

この週末は、ちょっとショッキングな情報を耳にしたこともあって、なんだかいろんなことに今ひとつ気乗りがしなかったのですが、本は読みました。

宮内 亮治
虚構―堀江と私とライブドア
内容は「敗軍の将、兵を語る」、である。が、こういう失敗談から学べることは実は多い。歴史にたらればはあり得ないけれど、情報の取捨選択、判断の根拠となる軸の取り方、間違いに気づいた際の対応など、この本にもいろいろな示唆がある、と思う。逆にこういう本を読むと、既成概念で縛られる必要のないところで働いてみたいと思ってしまうのは不思議なところ。

加藤 修
中国最新ビジネスモデル70―プロフェッショナルがレクチャーする
敵を知らねば・・・、というわけではないが(笑)、多彩な情報がコンパクトに纏められていて分かりやすいとは思う。中国ビジネスについて頭の中を整理したい人にとっては良いかも知れない。この中に書かれているお話は、俺もリアルタイムで経験してます。。。

読書

最近本を読む時間も無かったので、今日はテレビを見たり本を読んだり。。。

そう、今日は香港の休日なのです。
何の休みなのかは知らん(笑)

久々に、最近読んだ(仕事以外の)本のご紹介。
真山 仁
ハゲタカ2(上)
真山 仁
ハゲタカ2(下)
高○良と同じような、と言ってしまっては失礼だが、息もつかせぬ展開はなかなかに面白かった。読み出すと止まらないので、要注意。俺は午前4時半まで読んでしまい、翌日フラフラしておりました(笑)


東野 圭吾
幻夜
まだ読んでいる途中ですが、これもノンストップで読んでしまいそう。
イメージは、白夜行と似てます。

後始末

ペッパーランチ、あれで幕引きはマズイでしょう。
しかも3割と2割って。。。ちっちゃいなー。

事件は起こした奴がもっとも悪いが、社長の事後処理も極めて重要。


と言っていたら、案の定(?)我が社も・・・。
言葉がございません。。。ショック!
さて、どういう後始末になるんでしょうか。

ほろ酔い談義

今日は香港は夕方から大雨雨
昼まで快晴だったのに、Victoria Harbourの対岸も見えない。
こういうときは、さすがに南国だなと実感。

仕事は順調とは行かないまでも、少しずつ少しずつ。。。
まあ、何にしてもやったことないことをやるのは常に難しい。


で、我が家に帰って久々にゆっくりと音楽を聴きつつWhisky。
こういう時間、最近無かったなあ。

もともとは、極めてマイペースだし、のんびり屋。
たぶんこれは小学校の時から変わっていない。
そういや、小学校の時はあまりにボーッとしていて先生によく心配された。

女性の好みに関してもそうなのだが(笑)、基本的に自我の強い人は苦手。
こっちに心の余裕を作ってくれる人じゃないと、めんどくさくなって気持ちが切れる。
考え方は尊敬できても、自分がついていかない。
・・・まあ、古い人間ってことこかなガーン


そういう意味では、仕事の時にガリガリやってる場合は必ずどこかで無理をしている。

ここ最近、寝ているときも常に頭の中で何かを考えているような状況で、
あんまり気持ちが落ち着く暇が無かった。
どうしても、部署が変わるときと言うのは仕方のないことではあるのだが、
あまりにも前の部署とのギャップが激しかったこともあって、少し戸惑ったのは事実。
ま、今は別に大丈夫だけれど。


さて、結局何が言いたいかっていうと、
ジョニーウォーカーがウマイってことですね(笑)

以上、ほろ酔い談義でした。

間接金融の効能

・・・なーんてタイトルを書くとバッシングを受けそうだが、意外と本気です。

日本の資本市場が大賑わいの昨今ですが、香港ではそんなのすでに当たり前の世界。
ここは、生き馬の目を抜く者でないと、厳しい資本市場で弾かれてしまう。

そういう意味では通常のローンも大半がシンジケートローン。
リファイナンスを繰り返し、マージンは下がる一方。エージェントの地位を確保して、
如何に回転させていくか(債権を売ったり買ったりクレデリを付けたり、等々)で収益性が決まる。
あとは、複雑な職人芸を要するプロファイと、貿易金融。

そういう世界にいると、逆に技術力を核とする日本のメーカーにとって大事なことは何か
ってことをよく考えるべきじゃないか、と思うわけです。


俺の感覚だと、上場していないんだったら事業会社が高い給料払って金融機関担当なんてものを置く必要はないと思う。
そんなものは、何行かの銀行を競わせつつモニター役をやらせておけばよい。
むしろ、そのリソースは本業に集中させ、銀行はモニター役としても情報ソースとしても上手く使う。そういう工夫が必要。

そういう意味で、日本のメインバンク制度は極めて効率的に出来ている。
俺はそう思うのです。色々と問題が起きるのは、銀行の営業担当のレベルが低い(モニター役・情報ソース役たりえていない)ことが主因。

今の邦銀では、営業担当(カバレッジ)とプロダクト担当が分離しているケースが多い。
それはそれで少ない人数でやって行くには有用なのだが、行き着くところはカバレッジのレベル低下、である。
本来は、自分一人で完結できるレベルにある人間が一番凄い。
ここ香港にいると、非常に優秀な人たちが多いのだが、それでもあまりの知識レベルのなさに驚いたりもする。
他の拠点は言わんや・・・という話。

もっとも、カバレッジの中でもうまくプロダクト担当の知識を使って自分で中身を吸収している人もいるので、
これはこれで何とも言えないところではあるのだが。。。


少し話はそれたが、今の日本の市場を見ていると、上場する必要がないような会社が多すぎ。
みんな、証券会社の口車に乗せられすぎなんじゃないのかな?
上場することにはメリットもあるけれど、クリティカルなデメリットも多い。まず上場ありきでは、リーズナブルな判断とは言えないと思うわけです。

ヘッジファンドが跋扈する世界は必ずしも正常とは思えないのです。
何事も、バランスが大事。
自分の会社のコアは何かを考えて、それに一番適した資本・負債バランスを見極める。その上で、うまく情報パイプも作っておく。そのくらいの頭が無いと、事業会社も生き残れないんじゃないかな。


なんてことを思う今日この頃です。
珍しく(?)まじめなお話でした。