「文体練習」
レーモン・クノー(原著) 朝比奈 弘治(翻訳)
前人未到のことば遊び。
他愛もないひとつの出来事が、99通りもの変奏によって変幻自在に
書き分けられてゆく。
『地下鉄のサジ』の作者にして20世紀フランス文学の急進的な革命を
率いたレーモン・クノーによる究極の言語遊戯がついに完全翻訳。
最近、ちょうどバッハの「フーガの技法」について、話を聞いたばかりで
すごく面白いと思っていたところに(今更ですみません)、フーガの文章版と
言っていい、この本との出会い。
まぁ!この出会いもまた必然だわ!
と、いうことで楽しく読めました。
文学というよりは、数学的、哲学的な作品。
まさにフーガですね。
