眩暈の装置 | みーみみどろ

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川崎市市民ミュージアムで開催中の
「眩暈の装置:松本俊夫をめぐるインターメディアの鉱脈」と
「レイモン・サヴィニャック展」を観て参りました。


レイモン・サヴィニャックは言わずと知れたフランスのポスター作家ですが
こちらは企画展で「眩暈~」の方はギャラリー展示になります。
(2つ合わせて900円。おトク!)


これから見てもメインは「レイモン・サヴィニャック展」の方になるかと思うのですが
私の目的はむしろ「眩暈~」の方でして。
ついでにサヴィニャックって感じでしたので、それでいうとやや作品数で
物足りなさを感じました。


松本さんのブースも資料展示がほとんでしたし。
もっと実際の作品が見たかったです。昔のでもいいので。


それに松本さんといえば私の中で「眩暈」なので、タイトルの「眩暈の装置」という
言葉に惹かれたのですが、眩暈感もまだまだ足りなかったように思います。


ですが、今、「アートマン」のような作品を普通に上映してしまうと
お子さまも目にしてしまう可能性があるので、問題なのかもしれませんね。
目がかなりチカチカするので。


映画上映とトークショーが展示期間中に別料金で開催されるみたいなので
そちらに合わせて行った方がよかったかしら。
また行こう。



松本俊夫さんは、日本アヴァンギャルド映画の第一人者であり、
劇映画監督、インターメディアの先駆者、映画理論家としても有名です。


学生の頃、松本俊夫さんの「幻視の美学」を読んで、とても感銘を受けました。
実験映像にご興味ある方にはオススメです。
ですが、確か絶版になっているので、図書館とかに行くとあるのかも?不明です。
私も欲しいので、見つけたら教えて下さい。


他にも「映像の発見―アヴァンギャルドとドキュメンタリー」とか
「映像の探求―制度・越境・記号生成」もすごくいいです。


ただし、読んでいくにつれ、どんどん没頭していくと
現実の世界に戻って来れない可能性があるので、やや注意です。


学生の頃は、その世界に浸かっていても問題なかったのですが
社会の中で働く今となっては、あまりそちらの世界に没頭してしまうと
現在の仕事に手が付けられなくなり、
「私のやってる仕事って何?」と疑問を感じ兼ねないので、引いた目線が必要です。
これで路頭に迷っても誰も責任を取ってくれませんし。ね。


いえ、松本さんの全ての意見に賛成するわけではないのですが、
引き込まれる力強さがあります。


眩暈と幻想、の狭間でうつらうつらと。。。

ハッ!いけない、いけない。