みどり、予言受ける
逃亡先のリゾートバイトで、
朝から晩まで汗水垂らして
働くこと6ヶ月。
今にして思えば、
心のブザーが鳴り響くまでの
カウントダウンが始まっていました
※心のブザー??と思われた方は
こちらの記事をご覧くださいませ
相変わらず、はちゃめちゃに
好き放題やっていたので、
全ベテラン勢を一瞬で
敵に回しました
仕事は失敗の連続。
上司に怒られまくる
その一方で、
温かく接してくださる方も
一定数いらして、
おかげさまでなんとかかんとか
日々をやり過ごしていました。
その中に、実は霊能者という方が
いらっしゃいました。
修行の身ということで
他の方には秘密にしていたそうですが
私とはウマが合い、
最後にこっそり教えてくださいました。
その方がおっしゃるのです。
「あなたは、遠くない将来、
大変な苦労をなさるでしょう。
でも、その時は、
どうかこの言葉を
思い出してください。
『柿の実も熟せば落ちてくる』
どんなに高くて手が届かなくても
時期がくれば、自ずと手に入る。
どんなに苦しくても、
必ず乗り越えられます。
それまで、じっと耐えて耐えて、
耐え抜くのですよ。」
当時の私が「へー?」と
聞き流したのは
言うまでもありません。
この言葉の意味を
「あぁ、このことだったのね…」と
痛感する日は、
本人の思っている以上に
近くに来ていました。