言葉について考える 

 

 『街場の読書論』(内田樹、潮新書)を読んだ。

言葉や本や読書などをめぐるエッセイ集だ。


一つが短いので、毎日少しずつ1ヶ月ほどかけて読んだ。

毎回終わりに話で出てきた本の出版社なども書いてあるので、興味がわく本は読める。

本の紹介のためのエッセイではなく、筆者の「言語論」「読書論」「文学論」などを知るのにいい本だ。

「いつもの話」も多かったが、それでもレヴィナスの入門としても、ネット時代の現論について考えるのにも役立った。