教員の奨学金免除

3/14(木)の「Yahoo!ニュース」を見た。
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教師になれば奨学金返還を免除 「教職大学院生」対象 文科相が方針

深刻な教員不足の解消に向けて盛山文科相は、教員の養成などに特化した教職大学院生を対象に、奨学金の返還を免除する方針を示した。

盛山文科相「教職大学院生を対象に、教師の職に就いた者への返還免除を実施することで、教師の指導の質向上と、高度専門職としての社会的地位の向上を図っていくことが考えられる」

教員不足が深刻化する中、文科省は、教員が大学在学中に借りた奨学金の返還を免除する方針を示している。

盛山大臣は13日の衆議院文科委員会で、教職大学院生が教師になった場合に、奨学金の返還を免除すると初めて具体的な対象などを明らかにした。

盛山大臣はまた、「教職大学院以外でも、教職志向の高い大学院生を免除対象にしていくことも考えられる」と強調した。 
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これは教職大学院生の話だが、これを読んで、自分も大学時代の奨学金を免除してもらったなと思い出した。

私は、毎月12000円もらっていたから、4年間で約50万円得(?)をしたことになる。


授業料が一ヶ月3000円で、下宿代が一ヶ月8000円くらいだったので、それほどバイトせずにやっていけるようになり、とても助かったものである。

確か教師になって8年働けば、免除だったと思う。


私のような大学の学費も申請すれば半額免除になるような学生にとって、教員になるメリットの一つだったことは間違いない。

だが、私がこの制度を利用した後、何年かしてこの制度はなくなった。そう思うと、貧乏学生が教員になろうという気にさせるためにも、やはり復活するべきだろう。

また、今、教員になって数年以内にやめる若者も多くなったというが、8年は我慢しようと、これがやめずに続ける理由になるかもしれない。


とにかく、教員不足の解消のため、できることは何でもやってもらいたいと思う。