6月12日(水)天気晴

 

キヨスミウツボ

 

前々から見たいと思っていたキヨスミウツボ

ハマウツボ科キヨスミウツボ属の寄生植物

葉緑素をもたず、ほとんど地中で生育し、梅雨時だけ花が地上に現れます

Kさんより情報をいただいたので探しに行ってきました

 

宿主は特に決まっているわけではなく、いろいろな植物に寄生するとのことですが

高尾山ではタマアジサイに寄生しているとのことなので

麓からタマアジサイを探して根元を一株一株見ていくと

 

小さな白い塊がありました

 

初めてのキヨスミウツボ、花とも思えないきのこのような面白い花

 

 

なおも探しながら進んで行くと

ありました!

 

 

さらに進んで教えていただいた場所まで来るとあ~~ありました

ここのは開花してました

茎の先端に6個の花をつけています

筒状花で先端が2つに開いてます

 

調べると花には芳香のあるタイプと無いタイプがあり、

芳香型は雌しべの柱頭が雄しべより高く、訪花昆虫による他家受粉によって結実

無香型は柱頭が雄しべより低く、自家受粉によって結実するそうです

香りは確認しませんでしたが、この花は柱頭が高い芳香型のようです

 

北多摩:非分布、南多摩:絶滅危惧ⅠA類(CR)

 

Kさん,Kさんのお友達、情報を有難うございました

お陰で生まれて初めてキヨスミウツボを見ることができました