5月17日(金)天気晴
昭和記念散歩ではこんなスゲやシダを見てきました
どちらも宮野入にかつてあった、今もある、のですが
一方は残念ながら姿を消し
一方は植えたものなので調査でカウントできないのです
懐かしのテキリスゲ
葉は硬く縁に上向きの小歯があり、ざらつくので手切り菅
小穂は質が柔らかく、先端に集まってつき、垂れ下がります
一番上は雄小穂で途中に短い雌小穂がついてます
下には雌小穂がいくつかついて垂れ下がります
先端に短い雄小穂がついていることがあります
雌小穂の鱗片は淡緑色、短い芒があります
10年以上前に見たテキリスゲ
昭和記念公園こもれびの丘にはまだ数株残ってますが
宮野入のテキリスゲは消えてしまいました
北多摩:情報不足(DD)に指定されてます
宮野入にもあったし、もう1か所別の場所にも確かにありました
でもそちらは通行止めで入れず確かめることもできません
宮野入で復活してほしいテキリスゲです
ナツノハナワラビ
ハナヤスリ科ハナワラビ属の夏緑性シダ
春に芽生え、秋には枯れてしまいます
小羽片に柄があるのでナツノハナワラビ
柄がないとナガホノナツノハナワラビになります
細かく切れ込んで柔らかく涼し気なシダです
スゲとシダだけでは地味なのでこもれびの丘に咲いていた花も載せておきます
花と言っても5ⅿⅿほどの小さくて地味な花ですが
ヤマハタザオ
アブラナ科ヤマハタザオ属の越年草
長い花茎の先にアブラナ科らしい
萼片4個、花弁4個。雄しべ6個、雌しべ1個の白い花をつけてます
長い角果には種子が1列ずつ2室に入るとのことで
それが2列ずつ2室に入るハタザオとの違い
果実ができたらぜひ見てみたいです
全体に分岐毛が多いヤマハタザオ