5月9日(木)天気雨のち曇り

 

自然観察路をぐるっと回って咲いていたのはこんな木の花でした

 

ヒメウツギ

湿った岩場に真っ白い花が咲いて,綺麗でした

花糸に翼があり、それが可愛いのです

 

ミヤマザクラ

サクラの仲間ですが、目立ったのが花柄の毛です

花序軸にも花柄にも毛が密生してます

花序には卵形の苞があり、花弁は白く花は2cmほど

 

ヤマツツジ

 

コバノガマズミ

 

ツクバキンモンソウ

名前に筑波のつく植物は

ツクバキンモンソウ、ツクバグミ、ツクバトリカブト、ツクバヒゴタイなど

ツクバキンモンソウにはよく似たニシキゴロモがあります

ニシキゴロモは日本海側に多く、ツクバキンモンソウは変種になります

ニシキゴロモは見たことないのですがツクバキンモンソウとの違いは

上唇が短くて、雄しべが飛び出たように見えるのがツクバキンモンソウ

上唇が雄しべに覆い被さるように長いのがニシキゴロモ

筑波の名前がつく植物も見たかったので見られてよかったです

 

 

この花も見たかった花です

なかなか見つからず、もう下山しようとなってから最後に見つかりました

 

ヒイラギソウ

茨城・栃木・群馬・埼玉・東京にのみ分布するシソ科キランソウ属の多年草

かつては北関東の山には至るところで咲いていたそうですが

今や環境省でも絶滅危惧ⅠB類(EN)に指定しているほどに

減ってしまった種

こちらでは群れて咲いてました

最後にこんなに大きな群れでヒイラギソウが見られて登った甲斐がありました

近寄って見たかったですが、踏み込まないように遠くから撮りました