5月8日(水)天気曇り
観察用に預かっているプランターにコウガイゼキショウが生えて花を咲かせています
見分けが難しいコウガイゼキショウなので詳しく見てみました
イグサ科イグサ属の多年草で湿地にふつうに生えています
高さは10cm~15cm
茎
茎は扁平で幅2mmほど透かして見るとわかるくらいの翼があります
葉
幅2~3mmで扁平、透かすとあみだくじのように隔壁があり多管質
単管質のアオコウガイゼキショウの葉
比べるとその違いがよく分かります
花序
凹集散花序で多数の頭花をつけています
花
花被片は6個、披針形で先が尖り淡緑色
雄しべ3個、雌しべ1個で柱頭は3岐
果実
果実は3稜ある朔果、披針形で先が尖り、花被片よりも少し長い
宮野入谷戸にはコウガイゼキショウのほかにアオコウガイゼキショウ、
ヒロハノコウガイゼキショウ、(ハナビゼキショウ)があります
花期が少し遅いので咲いたらまた詳しく違いを調べようと思います
またアオコウガイゼキショウとしている種ですが、葉の幅が広いので
ハリコウガイゼキショウかもしれず、そこもきちんと同定し直します