4月22日(月)天気雨のち曇り

 

昭和記念公園のフラワーフェスティバルとは関係のない野草や木の花も

姉たちに見てもらいたかったのですが回り切れず、

当日見てもらえなかった花を載せておきます

 

カナビキソウ

ビャクダン科カナビキソウ属の半寄生多年草

白い小さな花は筒状で、先が4〜5裂しています

 

近くに生えているのはイネ科のチガヤが多いので多分奇主はチガヤです

葉緑素を持っているので光合成しながら奇主からも栄養をもらっているのでしょう

数株生えてました

 

レッドデータブックに記載はされていませんがあまり見ない珍しい種だと思います

狭山丘陵にもあるのですが通行禁止で見に行けないのでこちらで見るだけです

 

 

コケリンドウ

リンドウ科リンドウ属の越年草

よく草刈りされた日当たりの良い草地に生えてます

小さな根生葉がコケのように見えます

東京都の多摩地域では絶滅危惧ⅠB類(EN)に指定される希少種

狭山丘陵にはフデリンドウはありますがコケリンドウは見たことがなく

昭和記念公園にはフデリンドウよりコケリンドウの方がずっと多いのが不思議です

 

フデリンドウ

去年群れていた場所に1株しか見つかりませんでした

 

シロバナオウギカズラ

シソ科キランソウ属の多年草

北多摩:非分布、南多摩:純絶滅危惧(NT)

高尾山ではオウギカズラが見られますが狭山丘陵にはありません

昭和記念公園には毎年白花が咲きます

 

オトコヨウゾメ

 

アメリカザイフリボク

バラ科ザイフリボク属

別名ジューンベリーで6月ごろ1cmほどの甘い実をつけます

 

 

チョウジガマズミ

レンプクソウ科ガマズミ属の落葉低木

中国地方、香川県・愛媛県、福岡県に分布し

石灰岩質の急な斜面や海岸の岩場にまれに生育

花がロート状で、横から見ると丁字の形をしているのでチョウジガマズミ

ガマズミより花が大きくピンクがかっています