4月11日(木)天気晴
高尾ではアケボノスミレや4ナガバノアケボノスミレのほかにもスミレが咲いてました
見事に咲いたタチツボスミレ
花柄に微毛があるのでマルバタチツボスミレ
タチツボスミレとニオイタチツボスミレの交雑種
ジュウニヒトエとオカスミレ
今回は両方ともよく咲いてました
エイザンスミレも見頃でした
花柄は緑色で紫条がほんのり残ってますがシロバナエゾスミレ
マルバスミレ
スミレだけでなく、こんな花もありました
ヤマウツボ
ハマウツボ科ヤマウツボ属の多年草
低山のカバノキ科やブナ科の落葉樹林中に生育します
根が寄主の木の根に入り込んで養分を吸収する寄生植物
花穂は10cmほどで多数の小さな花を穂状につけてます
北多摩:非分布
南多摩:絶滅危惧ⅠB類(EN)
狭山丘陵にはなく、高尾や奥多摩で見るだけです
奥多摩ではGW辺りで見ているので高尾は早い開花です
花の基部に先の尖った苞葉があり、萼は鐘形で4裂し先は尖ってます
萼には腺毛が散生し、花は赤みがかった白色で唇形花、下から咲き上がります
上唇は2裂し、下唇は3裂、雄しべは4個、雌しべ1個
咲き始めは長い花柱が飛び出て、雌性先熟
今年も高尾山でヤマウツボの花を見ることができました
数が少なかったのは気になるところです