7月5日(土) 天気曇り
昨日は今年初めて30℃を越す暑さになりました。
今日はそれ以上に気温が上がりそうです。
梅雨もそろそろ明けるのでしょうか。
更新がずい分遅れましたが、6月に行った函南原生林の巨樹です。
函南原生林は箱根外輪山の一つ、鞍掛山の南西斜面にあります。
江戸時代から禁伐林として保護されてきました。
そのため樹齢500年~700年のアカガシやブナ、ヒメシャラ、ケヤキなどの高木が
深い森をつくっています。
カジカエデの木にツルマサキがからんでいました。
上の明るい緑がカジカエデ、深い緑がツルマサキです。
ヒメシャラ
赤い樹肌のヒメシャラの大木も目立ちます。
このヒメシャラは芯の部分がなく外側だけで生きていました。
樹齢500年のアカガシ
目通り5,4m 根回り11,3m 樹高16m
樹齢700年の大ブナも自生していたのですが3年前に倒れてしまったそうです。
大ブナは倒れてもまだまだ巨木の生い茂る森でした。
熱海駅近くの来宮神社には 大楠 がありました。
大楠は樹齢2000年、国の天然記念物に指定されています。
目通り20m 根回り26m 樹高20m
2000年の長い間、落雷、暴風雨、地震などの天変地異に耐えてきた大楠。
折れた幹にトタンがのせられているのは痛々しい気がしますが、
それでもなお今でも成長し続けているそうです。
樹と言うより岩のような圧倒的な存在感、神の存在そのもののようでした。