6月29日(水)天気晴

 

今頃の昭和記念公園にはこんな木の花が咲いてます

 

ネムノキが満開です

花も葉も名前も可愛いネムノキ

マメ科ネムノキ属の落葉高木

ピンク色の長い雄しべが目立ちますが

元のほうに漏斗状で先が5裂した花弁があります

10〜20個の花が頭状に集まって咲いてます

花序の中に雄しべが上の方までくっ付いている花があって

その花だけが蜜を出すそうです

 

大きなネムノキから一転、10cmほどの小さな木

ヤブコウジ

サクラソウ科ヤブコウジ属の常緑小低木

花冠は5裂しそばかすのような腺点があり、萼も5深裂、雄しべ5個雌しべ1個

果実は赤く熟し、十両とも言われるお正月の縁起物

 

 

大きな木に赤い花が咲いているのが遠くから見えたので近づいたら

アカメガシワでした

トウダイグサ科アカメガシワ属の落葉高木で雌雄異株

 

アカメガシワの雌花がこんなに派手だったとはこれまで気が付きませんでした

個体により雌しべが赤くなるのとならないのがあるようです

子房には棘状の突起があり、雌しべの柱頭は3つに分かれています

 

 

アカメガシワの雄花は少し前に撮りました

雌株より雄株の方が早めに咲いてました

 

花には花弁はなく萼は淡黄色で3〜4裂し、雄しべは多数

 

 

ナツメ

クロウメモドキ科ナツメ属の落葉高木

西方アジア原産で中国を経て奈良時代に日本へ渡来し

果実が体に良い食べ物とされてます

 

黄緑色で1cmほどの目立たない小さな花が咲いてました

萼片は三角形で5個、花弁は小さなさじ形で5個

柱頭2裂  

 

秋には実が赤く熟すのでそれも今から楽しみ