9月26日(日)天気
今の時期はカヤツリグサ科植物の花が咲き、実になっています。
湿地に生える種も多いので谷戸ではいろいろなカヤツリグサの仲間が見られます。
観察した種は20種以上でしたが、そのうちの12種を載せます。
地味ではありますが、なかなか可愛い姿です。
チャガヤツリ コゴメガヤツリ
乾燥気味の畑、道端などを好みます。 畑や空き地に生える小米カヤツリ。
ハマスゲ ヒメクグ
環境の変化に強くどこにでも生えます。 10-20cmと小さく桃の香りがします。
カワラスガナ アゼガヤツリ
湿地や田の畦に生えます。 畦に生えるのでアゼガヤツリ。
コアゼガヤツリ ミズガヤツリ
線香花火のようです。 50-80cmと大型です。
タマガヤツリ ナキリスゲ(スゲ属)
小穂が集まって玉のようになります。 秋に咲くスゲで、大株になります。
ヒナガヤツリ ヒデリコ(テンツキ属)
10-20cmと小さく黄緑色です。 日照りでも元気なヒデリコです。
どれもじっくり見ると可愛く見えてきませんか。
ほかにもカヤツリグサ、マスクサ、ハリイ、ヒメテンツキ、アブラガヤ、
マツカサススキ、サンカクイ、カンガレイ、フトイ、なども観察しました。