やはり旅は一人旅に限る理由 | あっこの旅とアート

やはり旅は一人旅に限る理由

やはり、旅は1人に限る…


先ず、全て自らの責任に基づいて情報をリサーチし、計画を立て、自らの判断で行動し、己のペースを保つ事、


それによって感覚が冴え渡り、多くの旅の発見を享受することが出来る。


今まで、誰かと一緒に旅行した事はあるが…


長年の付き合いで、普段の付き合いはリラックスして話せる、楽しい友人だった人、一緒の旅も楽しいかなと思ったが、


「全部任せる」と、言いながら自分では下調べもせず、自分から協力もしようとせず、自分で出来るレベルの事を労力を惜しんで頼んできて、してやらないとキレる…長年の「友人」だからといって、「友達なんだから」と甘えられるのは大嫌い。


旅の最中はよく面識もない人の悪口を延々と言い、最も下らなかったのは「占いで言われた旦那の寿命」

76歳かなんだか忘れたが、占いで人の寿命がどーたらと、アホらしい話を旅先で聞かされて興醒め。こういう下らない話も友達だからと言う甘えで言ってくるんだろうが、旅先でわざわざ言う事かな〜…


あ〜…一人にさせてくれないかな

と、早々に思った。


普段の付き合いからちょこっと引っかかるところはある人だった。

普段は「ちょこっと」ぐらいで済んだものが、海外で泊まりでずっと一緒に行動していると、凝縮して鼻について仕方がなくなるのよね〜…


その後、その友人とは疎遠になったが、まあ、それで良かったのではないかと思う。

男女のカップルでも、結婚決める前に一緒に旅行をすべきとよく言われるけど、旅先で一緒に行動しているとその人の行動の癖や、本性が見えるものよ。それを一生受け入れられるか。


しかし、書いていて思い出したが、旅先で共に行動して全く苦にはならなかった人は居た。

旅先で知り合って友達になった人だ。親友レベルになったのは、ドイツ人とフランス人の男性。

ドイツ人とはカタコトのフランス語、時々イタリア語とスペイン語、

フランス人とはフランス語でコミュニケーションした。


何と言っても、互いに旅人として自立しているし、日本人の同性の様な変な甘えはないし、私を気遣い、時に助けてくれた。

数日間共に行動した思い出はかけがえのない宝物となっていて、今でも交流が続いている。


本当に一緒に行動する人によって旅はこんなにも変わるものかと思ったわ。



やはり旅は1人で旅立つのが良い。


その方が旅先で本当の旅仲間と出逢えるから。