
宿坊「宝善院」を出発し、まず奥之院へ向かいます。
ここ奥之院参道入り口から弘法大師御廟まで約2キロ。
弘法大師御廟は大師信仰の中心聖地。
即身成仏として入定なされた弘法大師が、
今もなお宗派を問わず
あらゆる人たちを救い続けていると信じられています。
参道には何百年もの時を経た老杉が高くそびえ、
老杉のもとには20万基を超える墓碑が並んでいます。
墓碑は企業や個人のものなど多種多様で
たとえば「シロアリ供養」とかロケットの形をした墓碑とか
ユニークなものが多数ありましたし、
織田信長供養塔、豊臣家墓所、法然上人供養塔etc・・・
歴史と大師信仰の厚さがうかがえる、
広大であり深くあり高くある聖地でした
そして、弘法大師御廟まで参りました
地下に入定なされ即身成仏としてあらゆる人を
今なお救い続けている・・・
そう聞いただけでもありがたいやら感動するやら・・・
真面目に厳かに参拝させていただきまして
御利益を持ち帰ってきました
次は根本大塔へ向かいます・・・
平清盛が根本大塔建築祈願のため
自分の額を切って出た血を
絵具に混ぜて描かせた曼荼羅がありました
さらに金剛峯寺へ・・・
屋根の上に雨水をためる桶があり
火事の際は鎖をひいて水を流す
という仕掛けだったそうです。
お寺の外壁。
段数が多い方が格式が高いとされているそうです~
へえええ~
・・・続く