凝り性 | 翠日記

翠日記

イラストレーションを描いてます。本を読んだり映画を見たり走ったり食べたりするのが好きです。
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絵の進捗 覚書
週末にかけて一枚の絵を仕上げることができた。何の目的もなく描いた絵だけど、自分のなかで、「わかった!こかけばいいんだな!」と、答えをくれた絵になった。2回途中まで描いて放り出し、三枚目でやっと最後まで到達した。木(木漏れ日)の描き方に一定の目途が付いた。木の葉っぱを一か月ずっと描き続けたので、もうしばらく葉っぱはいい。葉っぱにまみれた一か月だった。吐血するほど葉っぱ描いた。・・・葉っぱは好きだけどしばらくいいや・・。
次は建物系でいくかな。

何枚も書くのがいいのか、一枚をじっくり描くのがいいのか分からないが、私の性分で、描きたいふうに描けないと、ずっとこだわってしまう。こういうの筆ばなれが悪いというのだろうな。もうヤダこの執着心。でもそう思っても、どうしてもこだわってしまう。改善したい。
 
最近分かったことは、
・普通にかくこと。色々と狙わない。
・色のグラデーションを大事に、どこを一番暗く、どこを一番明るくするかはっきり決める
・もやっとした色調は自分には合わない。濃いところと明るいところのコントラストの出し方に私の絵の重要な特徴がある
ということ。でもまた描いているうちに変わるかも。そういうもんです。あんまり決めつけてもいけない。むむう。
  
 
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今週末のギャラリーめぐり 覚書
・城芽ハヤトさん個展@ギャラリーMAYA
  幻想的な人物画。ベテランの方なのにすごく瑞々しい。題材・テーマに創作意欲を感じた。こういう風に描けたらなあとため息。年輪があるのに重くない絵、というか・・。ベテランの方の絵は、たまに技術が凄すぎて、自分とは無関係の世界の絵だなと感じてしまうときもあるが、じょうのめさんの絵は、今の自分に訴えかけてくれる絵だなと思う。
城芽さんは在廊されていて、へんなものが飛び出ている帽子をかぶられていて、これは突っ込まないといけないところなのかなと思ったけど、自分はシャイすぎてそれはできませんでした。
・「大竹悦子と下杉正子」二人展@OPA
 いろんなモノの絵。同じモノを二人でそれぞれ描いている。これは、お互いそれぞれに自信がないとできないことだなあと思う。二人の個性がお互いを引き立てあっていて、なんかほのぼのした。
・成田君子さん個展@HBギャラリー
 整理された風景画で、すっきり感が気持ち良かった。輪郭線の金色が心に残る。