今日は、銀座グラフィックギャラリー「キギ展」へ。渡邉良重さんと植原亮輔さんのユニットの展示。
http://www.dnp.co.jp/gallery/
ggg/
渡邉良重さんの絵は、前からすごく気になっていて、レトロっぽくて、雑念なく純粋にストレートに描いているように見えるのに、なんかすごく今っぽい感じがするのが不思議です。このバランス感覚・・・・。純粋さと、作品との距離感が同時にあるのがプロなんだろうな・・・
渡邉良重さんの作品は女性らしい湿り気を感じるのだけど、植原亮輔さんのデザインはなんていうか男性的な清潔感があるというか、冷静さを感じた。
それから、渡邉良重さんの世界観はかなり確固としたものをかんじるけど、植原亮輔さんのデザインは割となんでもうけいれるっていうか融通無碍な感じをうけた。
そういう対比があってとても見ごたえのある展示だった。すごいお勧めです。来週で終わってしまうけど。
見れば見るほど、デザインっておもしろいなーとおもう。でも私にとっては、デザインって選択肢がありすぎて、選べなくて、もうやだーとなりそうなので、絶対無理だろうなあー。
だからデザイナーさんって尊敬します。
装丁とかも大変そうだよね。竹尾で紙の種類の多さを見ただけで、目が回りそうだったよ。