おせち | 翠日記

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イラストレーションを描いてます。本を読んだり映画を見たり走ったり食べたりするのが好きです。
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年末最後の日記が「かまぼこウォーズ」で終わってしまっていいのだろうかと思った年始でした。年末だから一年の総括とかすべきでは・・・。と。

 

ところで私は割りとおせちを作るのが好きなので、毎年作ってます。

結婚一年目は黒豆を煮ただけだったけど、二年目は黒豆と芋きんとんと紅白なますを作った。三年目の今年は黒豆と芋きんとんと紅白なますと煮しめと伊達巻を作りました。でもまだまだ見た目がダメですが、味はまあそれっぽいです。

 


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まず、紅白なますは本来は二ミリくらいの細ぎりにすべきところを、寝ぼけていていつもの弁当に入れるくらいのぶっといサイズできってしまっていた。まあ、味が一緒なのでいいです。

右の上の黄色い三角のモノはなんと伊達巻です。巻けなかった伊達巻です。材料は卵とはんぺんと白だしと蜂蜜です。それをミキサーにかけて型に流して何らかの手段で焼いて巻きすで巻くとできます。が、まず四角い型がなかったので平皿で代用して、この時点で円柱型に巻けないことが判明。さらに巻きすがなかったので、巻けないことが確実に。ホットケーキのほうな形状の伊達巻が二枚できてしまいました orz 。味は確かに伊達巻でした。まあ、味が一緒なのでいいです。

夫がうまいことをいいました。「巻けない伊達巻→負けない伊達巻、ってことで縁起いいんじゃない?」座布団1枚。じゃあ来年もこれで。でも伊達巻手作りすると、買ったもののちょっとべたっと甘いかんじのものじゃなくて、ホクホクの蜂蜜風味のお菓子みたいなおいしいものができます。市販のものより甘さがやさしくて食べやすくて、あと安くて大量にできます。小2つが原価300円くらいでできますからね。ミキサーあれば簡単だよ。形はどうでもいいと思います。おいしければ。オーブントースターでもできます。でも来年は巻きたい。巻きすと型を買うこと。

あとは圧力鍋で高速にできる黒豆。これは母親が3日かけて作ったものよりおいしいと父親にほめられました。ごめん母、すべて圧力鍋の功績です。圧力鍋を使うとたまに自分は料理の天才か!?と思うくらいりっぱなものができます。来年はお砂糖を一度に入れないということを忘れないようにしたい。レシピの最後に「砂糖を一気に入れると豆がかたくなります」ってしれっとかいてあったけど、遅いよ!!入れちゃったよ!レシピの最終行にそれ書いてあるの間違ってるよ!!

あとはお煮しめ。これは若干味が薄かった、かなあ・・・。レシピをガン見して一生懸命作ったけど(私にしては下ゆでとか、油通しとかしてて、最高級の丁寧さ)、なんつーか、いまいちな。まあ普通に食べれますが。普段の料理は健康を気にして塩分控えめなのだけど、おせちの味=東京の甘辛い味、とDNAインプットされてしまっているみたいだ。両親は東京出身で祖父母も川崎・福岡で、どこも味の濃い土地柄だからなー。来年はちょっと濃い目で。

左下の黄色いのは、芋きんとんです。栗きんとんじゃなくて芋きんとん。栗の国産は高いしそんなたかい栗を買うならそのまま食べたい。芋がすきなので、芋きんとんで。金時芋を使うと失敗しない。来年は安納芋つかおうかな。砂糖いらないかも。

 

普段の時間なくて適当な料理じゃなくて、ゆっくり特別なものを作るのは楽しいし、初めて作るものは理科の実験のような楽しさがあります。でも後片付けはキライです☆ 食洗機係は私以外の人がやります。