祝☆なでしこ | 翠日記

翠日記

イラストレーションを描いてます。本を読んだり映画を見たり走ったり食べたりするのが好きです。
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超早朝おもむろに起きてテレビをつける生活とはこれきりかと思うとちょっとさびしいです。最近日記がかけなかったのは、サマータイムより過酷ななでしこタイムにシフトしていて生活習慣がちょっとおかしくなってたからで、これからはもうちょっと書けると思います。

なでしこJAPAN、やったーーーーーーー!

私は女子サッカーなんて全然知らなかったけど、このW杯をずっとみて、にわかになでしこファンになりました。決勝は感動ポイントが目白押しだったので、要所要所でちょっと熱いものがこみ上げてきましたがそれでもぐっと我慢してみていましたが、最後の延長戦で沢選手の同点ゴールあたりで、もう涙がとまらん感じになってしまいました。涙が水のようにタラタラ流れてくるのです。
ただでさえ水分の足りない夏場、こんなに涙が出たら脱水症状になるんではないかとはたと思いつき、涙目で急いでお水を用意し、ごくごく飲みながらだらだらと涙を流し続けてました。珍しい形の新陳代謝です。
私は岩清水選手が最後に一発レッドで退場するところとか、すごい地味だけどぐっときたのですが、それらをいちいち書くとまたこみ上げてしまうので書けません。電車で目の前でおじさんが広げている新聞のなでしこの記事が目に入っただけで涙目になるほどの敏感ぶりなので、周囲をびっくりさせないためにも落ち着くまであまり刺激を自らに与えないようにしなければ…

去年のW杯の男子サッカーもそれはそれは感動的でしたが、松井選手とかがいいかんじで男泣きしすぎて私は泣けませんでした。もうそんだけみんなで男泣きしたら十分だろ、みたいな。泣かなくてもいいじゃん、結局負けても年俸高いんだし、みたいな。いや男子サッカーも色々積み上げてここまで来たので女子サッカーと同じ土俵では考えられないですけど。なでしこ選手たちは全然泣かないんですよねー。ナヨナヨしていないし明るく笑っている。そういうなんていうか強さとかストイックな感じが私の涙を誘うのです。
すっと背筋の伸びた真面目で辛抱強い日本女子。報われてよかったねと思います。

女子の団体競技って少ない。いままではハンドボールとバレーボールくらいですかねー。なので女子スポーツで盛り上がれるのってなかなかなかったけど、女子サッカー楽しいですねー。私は野球は全然ツボにはまらないのでハンドボールはそれほど見ないし、バレーボールは選手が背が高すぎて全然親近感が沸かないんです…。なんか走るところがないスポーツは私はなんだか、優雅というか泥臭くないかんじに見えて萌えポイントがすくない。沢山走るスポーツが好きなので、女子+走る+サッカー+団体競技、という要素が合わさって、これほどツボにはまったんだと思います。

沢選手みたいに、一生に一度くらい「苦しいときは私の背中をみなさい」といってみたいもんです。(・・・って誰にいえばいいんだろ…。)沢選手、自分とそれほど年齢がちがうわけじゃないのに立派なことです。試合の最後のほうは後光がみえるかと思うほど神々しかった…。