読書する場所 | 翠日記

翠日記

イラストレーションを描いてます。本を読んだり映画を見たり走ったり食べたりするのが好きです。
http://midori-s.hopto.org/

今日は朝から体が重い。疲れているらしい。やれやれ。
全ての物事がつつがなく過ぎ去ってゆく。取り立てて問題がない。
朝は地道に絵の続き。着彩に入ってちょっとテンション上がる。

過去のコンペの入賞作をネットで再度チェックする。
「ふーん」と思う。他の絵と比較してもしょーがない。
けど、なんとなく見ると落ち着く。


今日は早めに仕事をあがれるので
図書館で画集でも借りて家でのんびりしよう。
図書館までいくのがおっくうだけど、
いくら読んでも家に物がたまらないという利点がある。

昔は本を浴びるように読み、映画を浴びるように見たけど、
最近は全然本も映画も見ていない。
暇がないのと、受身の娯楽よりも、実際なにか作っていたほうが楽しい。
けどやっぱり全然読まないと禁断症状がでる。
静かなカフェで無心に読書するのは、ホントに素敵です。



季節ごとに読書のシチュエーションで最良のものを選んでみました。


[春] 外苑前まで散歩とギャラリーめぐり。その後青山ブックセンターで本を物色。
   青山の桜の見えるカフェで読書
[夏] ジムで水泳かなにか軽く運動して、帰りに駅ビルのブックファーストで文庫本購入。
   家に帰ってクーラーの聞いた部屋でうとうとしながら読書
   あるいは、朝早く起きて鎌倉に行き、七里ガ浜の近くのカフェのソファに
   深く腰掛けながら読書
[秋] 中華街の雑貨屋の上の階の不思議と喧騒から離れたカフェか、
   銀座の外れの地下のカフェ、代々木公園の近隣の古い喫茶店など
   周りは賑やかなのにそこだけ異空間のように静かなカフェで、
   ケーキとコーヒーを食べながら、古本屋で購入した本を読む
「冬」 土曜の夜に時間をかけて料理を作り、
   あたたかい料理をつついた後、
   コタツでお酒を飲みながらゴロゴロしながら、
   めちゃくちゃ長編の本(三国志とかの無駄に長いやつ)を読書


うわー。書いてるだけで気分が高揚してきます。



そういえば、大学受験のとき、
どうしても行きたくない国立大学の試験をサボって、
公園で「刑事コロンボ」を読んでいました。
その時点でもう行きたい私学には受かっていたし、
国立に受かってしまうと学費の関係でそっちに行かなければ行けない羽目に
なるかもしれないキケンだということで、
受験したフリをして、けろっとした顔で家に帰った。
あの読書も、最高に開放感に溢れていたなー。
長い受験が終わり、何かが始まるんだ!という希望に萌えてました。
懐かしいなあ。