今日は仕事が忙しい日。朝はそれほど絵は進まず。
移動が多くてあっという間に夕方です。
電車にずいぶん長いこと揺られていたのでボーっとしながら色んなことを考えた。
会社の仕事(絵とは無関係)はもう何年も続けていて、もう特に頑張らなくてもある程度は進んでいく。快適である。
やれば進められる、というのは快感だ。
例えば頭の中で「こういうモノができたらいいなー」と思ったら、
そのとおりにほぼ修正なしで一直線に完成形に向かっていける、という状態になりつつあると思う。
無駄がないし、大分仕事が早くなった。作業に時間がかからないので浮いた時間ができる。
何年もやっていれば(ある程度の向き不向きはあれど)たいていの人はこの境地に達すると思うが、
これがキャリアというものなんだろうか…
昔のほうが仕事は大変だったが緊張感があったなー。
今はちょっと気をつけないとルーティンをこなしているだけになってしまう。
でもまあ、過去の自分が頑張って積み上げたものの上に、私は今胡坐をかいて座っているわけです。
なのでこの積み上げたものは大切に活用していかなければいけないなと思う。
仕事がルーティン化しないようにたまに適度に刺激を入れてやらないと退化していくんだろう。
私は人と自分を比べることに興味がないので、野心といったものがいまいち欠けている気がするが、
自分がちょっとでもゆるんでいくのは凄く嫌いだし、少しでも向上したいという欲は結構あるほうだと思う。
過去の自分の頑張った遺産を食い潰して生きるのだけはいやだなーと思う。
絵もずっと描き続ければ、描きたいイメージどおりの絵にきっちりと着地できるようになるんだろうか。
なるんだろうなきっと。でもそれには描き続けなければ。