フランス(4/23 - 4/29)とベルギー(4/30 - 5/8)に行ってきました。
行った順とは逆ですが、ベルギーの旅行記から始めたいと思います。
フランスは今まで短いながら3回いってますが、ベルギーは今回が初めて!
食べ物も美味しいし、景色もきれい。落ち着いて楽しめる奥深い国でした。
まず・・・パリからタリスでブリュッセルに到着。お昼過ぎくらいでした。
いきなり有名なグランプラスです。
昔のギルドハウスの集まりです。
ベルギーが昔ヨーロッパの中心で交易していたころを思わせる絢爛さ。
フランスの華やかさと比べて、かなり重厚な感じです。
ものすごい豪華さですが、実は肉屋や酒屋などなど…、言ってしまえば商店街か・・・。
しかし、これだけ密集していると迫力があります。
この時点で既に昼過ぎ。さて、ベルギー料理ってどんなのだろ。
「ケデルク」というグランプラスに面したベルギー料理のレストランに入りました。
夫の頼んだ「日替わり定食」です。見ての通り豚肉のトマトソース煮込みみたいなものです。
味見してみましたが、とっても美味しかったです。
フランスでは、フランス語で書かれた全く読めないメニューから適当に注文して結構痛い目にあったため(特に夫が・・・)、ベルギーに来た頃には既にかなりメニュー選びには慎重になってました。
とりあえず、なにを頼んでいいか分からなかったら、「今日の定食」を選べ!というのがお約束になってました・・・。(今日の定食、みたいのは万人向けの無難な味のものが多いみたいです)
私の頼んだシコンのグラタンです。
やさしい味で食べやすく、たっぷりチーズがトロリと、シコンのほろ苦い味が良いアクセントとなり、美味しかったです。
日本ではシコンってあんまり売ってませんが、こっちでは良く出てくる食材です。
小さめの白菜みたいな外見をしています。
ベルギーで飲む初ビールです。
私た頼んだのはクリーク(さくらんぼ)のビールで甘かった。ワインみたいです。おいしいです。
あんまりビールが飲めない私でも一本くらいだったらいけるかんじです。
しかしベルギーでビール買うと安いですね~。レストランで頼んでも2,3ユーロくらい。
スーパーだと1ユーロ台からあります。日本での値段の6割くらいでしょうか。
さて、お腹も一杯になり、町を散歩しました。
ベルギーの有名なワッフルは、こんもりとトッピングがしてあってかなりのボリュームです。
見た目はかなりアメリカンで大味な感じがしますが、食べてみると意外と重くありません。
クリームが甘さ控えめでワッフル生地も甘いのですがべたっとした甘さではないです。
チョコはちゃんとカカオの濃厚な風味がきいており、良いバターを使っているのか香ばしくカリッと仕上がってます。
さて、さらにグランプラス周辺を歩きます。
まず「世界三大ガッカリ」のひとつに数えられている、「小便小僧」です。
とりあえず、こんなです。
↑この写真だとそれなりにみえますが、
実際はこんなです。↓
要は、小さいんですよね・・・。
想定内だったものの、やっぱり私達もそれなりにガッカリして通り過ぎました。
さて、通過儀礼的に小便小僧を目撃したあとは、
教会めぐりです。
私はヨーロッパの色々な教会を見るのが好きで、あれば必ず入ります。
最初にベルギーで出会った教会はサン・ミッシェル教会です。
ベルギーは観光客が比較的少なく教会などに入ると誰もいないことが結構ありました。
教会内の神秘的な空気にゆっくり浸れます。
次に行ったのは、「楽器博物館」です。
ここ、すごく楽しかったです。ちょっとでも音楽に興味のある人だったら絶対お勧めです。
古今東西の色々な楽器が展示されており、入り口で貸し出してくれるヘッドフォンをつけて展示の前に立っただけでその楽器を使って演奏した音楽が流れてきます。
そのあと、夕飯を食べようとビアカフェに向いました。
その途中で・・・
なぜか踊っている人々。
理由は分かりません。
そして、A la Becasse というビアカフェに入りました。
ここはランビックビールで有名なところです。
日本の居酒屋と違い、ベルギーのビアカフェは食事のようなものは出ない場合が多いです。
大抵チーズの盛り合わせみたいのが、どーんと出てきます。
写真のおつまみは、とっても美味しかったです。とくにゴーダーチーズのようなものがとても美味しかった!
ハムもプルプルとゼラチン質のところが霜降りに入っていて美味しかった!
ここは数種類のランビックビールを小さいグラスに入れて持ってきてくれます。
甘いクリークのランビックも美味しいですし、そのほかの普通のランビックも美味しかった!
甘いクリークビールは最初は飲みやすいんでがぶがぶ飲んでました・・・・。
ここまでがベルギー一日目です。
パリからの移動も含め、盛りだくさんの一日でした!