上川陽子さんが自民党総裁選に立候補するのに必要な推薦人20人が、10日、ようやく確定しました。これで、12日告示、27日開票の総裁選に上川陽子さんが立候補できます。立候補表明は上川さんで9人目となり、もちろん史上最高の数です。

 夕方の打ち合わせ会で、冒頭、上川さんが「ありがとうございます」と感謝の言葉を述べ、集まったみんなで喜び合いました。ここからがスタートです。

 

 

 打ち合わせ会が始まる前、上川さんが、「みどりちゃん、本当にありがとう」と抱きついてきました。2人で抱き合いながら涙が流れそうになりました。「担ぎ出してよかった」「決断してよかった」というのが、お互いの胸の内だったと思います。

 

 

 初当選同期、優秀で冷静な上川さんをいつか「日本初の女性総理に」と思い、その気持ちを伝えたのはことし5月で、8月初めにも迫りました。上川さんがその気になってくれたのは、岸田総理が「次の総裁選に出ない。閣僚もそれぞれの思いで動いてほしい」と言った8月14日以降でした。他の候補に比べスタートが遅く、その後、外国出張も度々あり、本人不在の時間も多い中、苦労しました。

 

 

 明日11日午後1時半から政策発表などの記者会見を開き、NHKなどが中継します。明日の午前は、米国大統領選のトランプ前大統領とハリス副大統領の討論会の中継があるため、ぶつからないように午後にしました。

 

 スローガンは「一緒に創り(つくり)ませんか 日本の新しい景色(けしき)」。紺と白がイメージカラーで、詳しい政策は、明日発表します。

 

 

 20人の推薦人集めには本当に大変でした。派閥が解消されたとはいえ、中には元の派閥幹部の意向を気にしたり、同じ県や隣県で総裁選に立候補する人に気を遣う人もいて、最後の数人の詰めにヤキモキしました。

 

 マスコミから「あと何人ですか」と毎日聞かれ、他の陣営からは「上川さんが20人集まらず出られなかったら、うちに来て」と悔しいことを言われたこともあります。

 

数日後には、全国の党員宛てに投票用紙が郵送されます。これからは、私の知っている党員の皆さんに「上川陽子をよろしくお願いします!」の電話かけに励みます。