13日の衆議院本会議で、「ガザ地区における人道状況の改善と速やかな停戦の実現を求める決議」を行いました。「れいわ」の3議員が反対し、全会一致とならなかったことは残念です。

 

 ガザ地区での戦闘が始まって8か月、戦闘が長期化し、多くの死傷者の発生など、危機的な人道状況にあることを憂慮して決議案が提出されました。

 人質の解放の実現、即時の停戦を求めるとともに、持続可能な停戦に繋がることを強く期待することなどを、衆議院の意思として表明しています。

 また、政府に対しては、人質の解放と停戦が実現するよう、国連安全保障理事会やG7の一員として環境整備に取り組むこと、ガザ地区の人道状況の改善と事態の早期沈静化のための格段の外交努力を求めています。

決議案の提案説明は山口俊一議院運営委員長が行いました。

 

 反対したのは、れいわ新選組のくしぶち万里議員(比例東京)、大石あきこ議員(比例近畿)、たがや亮議員(比例南関東)です。

 ガザ地区での人道状況の改善や停戦の実現を願うのは当然であります。日本政府としても大いに力を入れて取り組むべきだと思います。

 現在、日本は国連の安全保障理事国であること、岸田総理が出席する、G7プーリア・サミット(イタリア)が始まったことから、この時期に決議しました。