「10代選手にわいせつ容疑のバトン元指導者の男(40)」が連休中の4月29日関西国際空港で逮捕されましたが、この人物は、私が会長を務めているNPO法人「日本バトントワリング協会」とは全く無関係です。別の組織である一般社団法人「日本バトン協会」に所属するチームでの事件です。ちなみに、私が会長の協会に所属するチームには男性の指導者はいません。

 きょう9日、衆議院で審議が始まった「児童対象性暴力防止法」についての質問の中でも言及されたため、説明することにしました。

 

 事件は関西の強豪バトンチームに所属する18歳(当時)の男子選手が小学生の頃から指導を受けてきた指導者の男からLINEでしつこく誘われ、自宅に行ったところ、体を押さえつけて体を触るなど、わいせつな行為をされる性被害を受けたというもの。昨年3月、選手(被害者)が、チームが所属する一般社団法人「日本バトン協会」に申告し、発覚しました。

 

 加害者は問題発覚後にオーストラリアに出国、京都府警が逮捕状を取って行方を追っており、帰国したところを逮捕した、と報道されました。

 

 男子選手は精神的ショックで練習ができなくなったということです。

 

 今回の法律についても、私は高校や中学の部活の指導者はもちろん、スポーツクラブその他のチームで「先生」と呼ばれる人については、性犯罪歴がないことの確認が必要だと考えています。