中小企業庁は、人手不足に苦しむ中小・小規模事業者のため、省力化に役立つ機械などのカタログを作成し、導入する際に半額を補助する「中小企業省力化投資補助事業」を始めます。明日29日、公募要領がポータルサイトで公表されます。
【中小企業省力化投資補助事業】https://shoryokuka.smrj.go.jp/
自動券売機、レジ、無人搬送ロボット、清掃ロボット、配膳ロボット、自動検品システム、無人監視システムなど、中小企業庁が各業種の工業会などと相談して選んだ「製品」は4月1日以降、順次掲載され、出そろった後の6月頃から申請受付を開始します。

補助上限額は従業員5人以下の企業は200万円、6人から20人の企業は500万円、それ以上の企業は1000万円です。さらに、賃上げの要件を満たした場合にはそれぞれ、300万円、750万円、1500万円まで上限が引き上げられます。

省力化のための機械を入れたいが、どの製品が良いかわからないという企業が多いため、機能性、安全性を考慮した「お勧め製品」を中小企業庁が認定したわけです。