元大関の琴奨菊「秀ノ山親方」が、来年8月、墨田区東向島4丁目に新たに相撲部屋を開きます。起工式を済ませた親方と女将さんが、議員会館へ挨拶に来て下さいました。墨田区にまた一つ相撲部屋が増えるのが楽しみです。

 

 秀ノ山親方は、福岡県柳川市出身、名門の明徳義塾中高(高知県)から、佐渡ヶ嶽部屋に入門。幕内優勝1回、十両優勝1回、最高位は大関。栃東以来「10年ぶりの、日本出身力士の優勝」は、大評判になりました。2020年に現役引退、年寄「秀ノ山」を襲名し、昨年、断髪披露引退相撲を開催しました。

 

 相撲部屋は、隣接する老人ホームから土俵が見える設計とのことで、入居者を喜ばせることでしょう。地域の方々からも歓迎されており、私も「町会のおもちつきに加わって下さいね」と期待を寄せました。

 毎年、小学生のわんぱく相撲の全国決勝大会が国技館で行われることから、「相撲部屋の見学ツアーを行い、弟子入りの勧誘にもつなげたい」と親方は語りました。

 

 最近は、大相撲九州場所に帯同して、幕内で審判を務める姿をテレビで目にします。今後のご活躍に期待します。