江戸川区のグリーンパレス区民相談室で6月から「法テラス東京(上野、法務省関連の相談窓口)」の法律相談が週2回、始まります。

 これまでも区は弁護士による法律相談を実施してきましたが、離婚後の養育費支払い問題など最近増えている事例に対応するため、法テラスに働きかけ、協定を結びました。区民相談室(03-5662-7684)に事前予約が必要で、その際、相談の内容、収入や資産についての確認を行います。

 法テラスとしては初めての試みで、法務省は今後、他の自治体でも拡大していきたい、としています。

 

 法テラスの特徴は、低所得の方(単身者で概ね月収25万円以下、預貯金180万円以下)を対象に、法律相談の結果、訴訟などで弁護士費用が必要となった場合、立て替えてくれることです。

 とくに、ひとり親が子の養育費を確保するために訴訟を起こした場合、低所得なら、法テラスに立て替えてもらった弁護士費用が、返済免除となる制度も設けました。

 

 私は、「国民とともに民事司法改革を推進する議員連盟」(世耕弘成会長)」の会長代理として、困窮している、ひとり親を支援するため、返済免除の制度に関して尽力してきました。

 

岸田総理に、ひとり親が養育費などをしっかり手にできる支援拡充策の前倒しを要望(2023-02-16)