30日、岸田文雄総理は在京イスラム諸国などの外交団を招き、総理公邸で「イフタール」を開きました。約50ヵ国の大使らが出席し、私はパキスタン議連(幹事長)とボスニア・ヘルツェゴビナ議連(副会長)の代表として出席しました。

 

 

 

 ボスニア・ヘルツェゴビナにはイスラム教、セルビア正教、カトリックの3つの宗教と民族が混在しています。

 私はこれら2か国に加え、イスラム諸国の中ではアゼルバイジャン、エジプト、インドネシア、オマーン、パキスタン、アラブ首長国連邦、ウズベキスタンを訪問したことがあります。

 

 イスラム教徒は、戒律により約1か月間の「ラマダン」と呼ばれる断食月を過ごします。(今年は3月22日から4月20日まで)この期間中は日の出から日没まで一切の飲食を絶ちます。日没後に始める食事をアラビア語で「イフタール」と呼び、大勢の人が食事をともにすることで結束を深めます。

 

 

 官邸では、イスラム諸国との親交を深めるため、小泉政権の2005年以来、毎年、コロナの3年間を除いて、イスラム諸国の外交団を招き、イフタールを開催しています。