デジタル技術を活用したライブエンタメ公演を支援する「JLOX補助金」の公募要項を10日夜、経済産業省が公表しました。

 

演劇やミュージカル、音楽ライブ、歌舞伎、落語などで、デジタル技術を活用する公演に、補助対象経費の2分の1、1件で最大2500万円を支援します。最大20件まで申請できますが、1事業者あたりの補助上限は1億円です。応募できるのは「イベントの主催者である法人」です。デジタル技術といっても特別斬新なものである必要はなく、4K映像、特殊照明・音響、ライブビューイングやリアルタイムフル配信などが認められています。

 

 対象となるイベントの実施日は、令和5年4月28日から令和6年1月31日まで。前回のJ-LOD補助金では、去年の11月末までの公演が対象とされ、私は、「公演が多い年末年始に使えないのはおかしい」と経産省に期間延長を求め、今回は「年末年始を含むイベント」も対象としてくれました。

公募開始は令和5年3月31日から。公演の時期によって年4回に分けて募集します。

 

 これまでのとの違いは①小規模な法人には加点して受かりやすくする②大規模なイベントが独占しないよう、申請1件の上限を半分の2500万円に引き下げることです。

 

JLOX補助金ポータルサイト

https://jlox.jp/#download