13日、墨田区内各地で町会主催の防災訓練が行われ、5か所(曳舟中、小梅二、中之郷・押上二合同、八広三和里)を視察しました。どこでも多くの子ども連れが参加し、子どもたちもゲーム感覚で実地訓練を楽しんでいました。

 

 曳舟中町会では、東京土建組合墨田支部の自主防災組織「ハンマーズ」と向島法人会による「ジャッキ体験ゲーム」で、災害で倒れた家の下に閉じ込められた人を救うジャッキアップの操作を体験してみました。ゲームにも参加して防災グッズをもらいました。

 

 小梅二丁目町会では、消火栓からホースで放水して的を倒す訓練を行っており、金子稔町会長や子どもたちががんばるのを応援したほか、私自身も挑戦して的に命中させました。

 

 中之郷町会・押上二丁目町会の合同訓練は、本所消防署・小梅出張所で行われ、消防車の設備を見学しました。小さな消防車でも、980リットルの水が入っており、車体上部にあるハシゴは3階まで届くそうです。救出の際の命綱も収納されていました。

 「火災件数全体は年々減少していますが、高齢者の犠牲は、あまり減っていません。火災の原因は1位が放火で、2位がたばこ。寝たばこ、特にお酒を飲んだ後は、絶対にダメです」と消防士さんが強調しました。

 

 八広三和里町会では、子どもたちが消火器を使って的に放水する訓練を見学しました。

 また、AEDについて、『町内では、日中は、「山平や」さん(樋口敏郎町会長が経営する食肉店)や「ひがしん」(東京東信用金庫八広支店)に行けばあります。夜間はウエルシアやコンビニにあるはずですから、借りて下さい』と紹介があり、覚えやすくて実践的だと思いました。