墨田区内の伝統工芸品職人が製作の実演、展示を行う「大江戸すみだ職人展」が、すみだ北斎美術館(墨田区亀沢)で22日、始まりました。25日まで。

 

江戸切子、江戸木目込人形、江戸表具など25種類の伝統工芸の職人が集まり、製作の様子を披露。来場者が職人の指導を受けながら、ミニ屏風や根付けなどの製作体験もできます。

 

千歳3丁目の江戸表具職人、前川十仁(かずまさ)さんは、表具の素材としても使われる和紙と布をのりで貼り合わせて「ティッシュケース」製作を実演。外国人へのお土産や、観光客に人気とのことです。

掛け軸でも、仏事掛けやお祝い事など、用途によって使う素材が変わるそうです。

 

向島2丁目の江戸木目込人形「塚田工房」の塚田真弘さんからは「桐のおがくずの調達先が廃業したため、材料の確保が課題」と苦労ぶりがうかがえました。

 

 

 伝統工芸品の中でも厳しい基準を満たした、経済産業省指定の伝統的工芸品が墨田区には11種類(東京染小紋、江戸木目込人形、東京銀器、江戸手描友禅、江戸和竿、江戸切子、江戸節句人形、江戸硝子、江戸べっ甲、東京アンチモニー工芸品、江戸押絵)あり、今後も増えるよう、私も後押ししてまいります。

 私は自民党伝統的工芸品産業振興議員連盟の副会長を務め、経産副大臣の経験も活かして地場の産業を応援しています。

 

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