28日、大祭を迎えた亀戸天神で氏子神輿の宮入が行われました。16基の御神輿が朝9時から約5分刻みで続々と宮入をしました。

 

 

 通常は各町から神社まで担ぎますが、感染対策のため、今回はトラックで御神輿を境内近くの出発地点へ運び、社殿前までの30メートルほどの距離を肩を入れて担ぎました。

 社殿には神職・総代・とび職の代表が立ち、担ぎ手はその前に御神輿を下ろし、祭り全般をお世話している竪川睦会長の家中勉さんが「お疲れ様でした」と声をかけた後、手締めをしました。

 

 ある町会では、御神輿を担ぎたい人は朝6時に集まって抗原検査を受けるという対策をとり、幸いにも全員が陰性のため参加を認められました。

 

 小さなお子さんや86歳の女性が法被を着て御神輿を担ぐ姿もあり、制約付きながら、活気あふれる下町のお祭りが戻ってきました。