27日、私が主催した いくいな晃子 候補(元おニャン子クラブ。自民・東京選挙区)の演説会を墨田区錦糸町で開き、1000人近くの方が来てくれました。私が所属する清和政策研究会会長の安倍晋三元総理、丸川珠代参議院議員も激励に駆けつけ、盛大な演説会になりました。終了後は、いくいなさんとグータッチする人の長蛇の列ができました。

 

 

 いくいな候補は「子どもが5歳の時に乳がんの告知を受けたが、仕事への影響に悩み、公表できたのは5年後。がんになった人が仕事を失うことを恐れて口にできない風潮はおかしい。それを変えるために、声をあげ続けてきた。もう1つ、今、コロナ禍による心の病が気になっています。とくに、子どもたちは、学校生活でいろんな我慢を強いられた。小中高校生の自殺は、令和元年には399人でしたが、コロナが始まった令和2年には約500人になりました。今、表面的に症状が出ていない子たちも、5年後、10年後にコロナによるどんな悪影響が出るか。心理カウンセラーの資格も持つ立場として、しっかりフォローしていきたい。芸能生活を36年やってきましたが政治は初めて。乳がんの2回の再発、5回の手術を乗り越えた自分の体験から国に政策を届けたい」と決意を述べました。

 

 安倍元総理は「いくいなさんは、私が総理の時に主催した「働き方改革実現会議」のメンバーとして、とても活躍してくれた。民間議員という立場だった、いくいなさんの意見が、闘病生活と仕事を両立させるためのコーディネーターをつくる『トライアングル型支援』という政策になって、今も多くの人を救っている。今回の立候補も、私が直接お願いをした」と述べ、立候補前からすでに政策立案の実績があることを紹介しました。

 また、「現状、定数6の東京選挙区は上位グループの3人と、下位グループの5人という情勢になっている。いくいなさんは下位にいて、団子状態。より一層の支援が必要」と危機感をあらわにしました。

 

 

 丸川議員は「いくいなさんは正真正銘の現場主義者。ご夫婦で経営する鉄板焼き店でも、ホールではなく厨房で皿洗いをしていて驚いた。コロナで店を休業することも考えたそうですが、“ここで休業しては材料などの取引先も困ってしまう”との思いで頑張って営業を続けたほど」と、いくいな候補の「人の立場に立つ」人柄に触れて挨拶。

 

 私は「いくいな晃子さんについて、立候補が決まるまで、顔と名前も知らなかった。しかし、政治家として歩み出した、いくいなさんの真面目で一生懸命な姿勢をみて、どんどん惚れ込みました。絶対に国会で一緒に仕事をしたい。政府のDV対策審議会委員の時も、民間シェルターを訪問。それまでDV相談は電話受付だけでしたが、暴力を振るう加害者が家にいる時、助けを求める声を出すことは怖くてできない。彼女の提案で、SNSによるDV相談がスタートしました。実行力のある人です」と訴えました。

 

 最後は1000人の「勝つぞ」コールで締めくくりました。