17日、清和政策研究会の総会で安倍晋三会長が、岸田首相の特使として先週、マレーシアを訪問した件について報告しました。

 

 

 今年はマハティール首相が「ルック・イースト」「日本に学べ」という東方政策を掲げて40年。安倍さんはマレーシア国際イスラム大学から名誉博士号を授与され「これからは、ドクター」と呼んでください(笑)」。

 

 本来、同大学の名誉学長である王妃陛下から賞状を授与される予定でしたが、王妃が腰を痛めたため、なんと代理の国王陛下からいただいたそうです。

 

 「日本に学べ」政策により、優秀な人が数多く日本に留学したことから、省庁の事務次官21人のうち、9人が日本留学経験者。「そのうち、日本語で事務次官会議が開けるようになるかもしれない」と期待を込めました。

 「日本は入国制限緩和にあたり、留学生については門戸を広くする特別枠を設けたが、『目指すべきは日本』と言ってくれるマレーシアのためにも、ぜひ、留学生がしっかり入ってこられるよう、岸田総理にも話すつもりだ」と語りました。