今日2月3日は節分の日。

 コロナの影響で行事の規模を縮小する社寺が多く、私は氏神様である白鬚神社(墨田区東向島)と、地域の氏子を持たず奉賛会が支えている鷲神社(台東区千束)だけお参りしました。

白鬚神社では、総代ら二十数人とともに、ささやかな豆まきもしました。同神社の伝統として、赤鬼、青鬼が登場、それに対し、勅使が「夷狄の眷属(けんぞく)は西方の海に沈めん」と述べて神弓の矢を放つまねをして、私たちはお客さんのいない境内に向かって『鬼は外、福は内』と言って豆をまきました。

 

 鷲神社では、宮司が「大神(おおがみ)の授けし幸の弓」を放ち、私たちは星月の社紋が入った赤い袖なし半纏を着て、拝殿内で豆まきをしました。

 

コロナ前は地元の7つの社寺を駆けまわって、境内に集まる多くの人たちに向かって、豆まきをしていたことを思い起しました。

 

 明日は立春。一日一日と、陽(ひ)が長くなるこの季節の夕どきが、私は大好きです。

 

 コロナの第六波が一日も早く収束し、明日からの一年、日本中の人々に健康と経済の力が戻るようにと祈りました。