「自民党の竹下亘衆議院議員(元総務会長)死去」との速報が18日午後に流れ、大きなショックを受けました。

 2000年初当選の同期であり、当選一回の頃は数人の仲間とともに各地へ旅行したこともあります。

 竹下さんの方が10年近く先輩ですが、彼はNHK、私は朝日新聞の記者出身という共通項があり議員になる前から、選挙について相談に乗ってもらったりしていました。

 また、私が安倍内閣の法務大臣になったときに、彼も同時に復興大臣になるなど、様々な縁がありました。

 

 竹下さんは、竹下登元総理の義弟として総理秘書官を務めた経験があり、穏やかな人柄で、私たち同期にとっては、知恵袋であり、精神的支柱であり続けました。

 彼が派閥を継承したときには、みんなに呼びかけて、お祝いの会を開いたことも、懐かしく思い出されます。

 

 一昨年1月初め、「がんで入院する」と記者会見し、長期入院した後に国会へ復帰を果たしました。

 この夏、次期衆院選に出ないと表明、後継者選びも、細田博之・島根県連会長に任せたことを知り、それなりに病状が悪いのだろうかと心配していたところでした。

 

 2人のご子息は、医師と理工系の学者で、また親戚に当たるタレントのDAIGOさんも跡を継ぐことはなく、地元の県議が出ることになっています。

 

 心よりご冥福をお祈り申し上げます。