こんにちは。September。
夏休みが終わり、2学期が始まる。今では、夏休みの期間も地域によってかなり違うけれど。
そして、今年は世界の状況で、違う(いや、新たな)夏になっているけれど。
そして、気象状況は年々変わり、私たちにとってこの場所がいるべき場所かを考えてしまうこともあるけれど。
“真夏のピークが去った 気象予報士が言ってた”
で始まる、「若者のすべて」が、教科書に掲載される。
●米津玄師「Lemon」フジファブリック「若者のすべて」が高校用音楽の教科書に歌唱教材として掲載
https://natalie.mu/music/news/443174
フジファブリック 若者のすべて 歌詞 - 歌ネット (uta-net.com)
2007年にリリースされたこの曲の歌詞にある“世界の約束”にいろんな意味を感じている。
発売時であれば、それはおそらく大人になるために通るべき道のようなものを考えたかもしれない。
でも今は、若者だけが知る“世界の約束”がたくさんあり、
大人たちには理解できない、これからを生きる若者たちが積極的に知ろうとする“世界の約束”。
良き歌詞には余白があって、聴き手の想像で広がる世界がある。
今日、改めてこの曲を聴き、余白の意味を時間の経過と環境の変化で感じている。
“世界の約束を知って それなりになって また戻って”
ここに込められた思いは何か?
今、この曲を聴く人が、この部分の感じることは何か?
この歌詞は、テレビなどでは流れない 2A。
ただ、個人的には、2Aが持つ意味はとても大きく、私自身、作詞家としての自分を「2Aの女」と呼ぶくらい、
ここに込める思いはいつも深い。
志村正彦さんが込めた思いとは違うかもしれないけれど、
今、私が感じていることは、14年が経って、歳を重ねて、すでに若者でもないからこそ、思う余白かもしれない。