【ジャイアンツ】ありがとうございました。寂しくなります。

正直、ずっと現役をやる選手だと思っていた。亀井善行（50歳）現役っていうのもなんとなく想像できてしまう。ありえない話だと思うけど。

それだけ引退するってことがイメージできなかった。想像すら湧かなかった。引退することについて実感がなかった。どの選手にも終わりの時期は必ず来るのに。でも、セレモニーを見て実感が湧いた。カクテル光線（今は死語でしょうか…?）を浴びて挨拶しているところを見て寂しくなった。後でYouTubeを見返してウルっと来てしまった。

■元チームメイトからのメッセージ

内海哲也（埼玉西武ライオンズ）からのメッセージ

　「カメちゃん、１７年の現役生活本当にお疲れ様でした。カメとは中学校からの知り合いで、ジャイアンツに入ってからも良い時も悪い時も切磋琢磨（せっさたくま）しながら共に頑張ってきた本当に大切な仲間です。本当にさみしい気持ちで一杯です。まだまだ活躍している姿を見ていたかったですが、カメがいろいろ考えて悩んで決断したことだと思います。これかもカメちゃんの人生を全力で応援したいと思います。本当にお疲れ様でした」

引用元

アレックス・ラミレスからのメッセージ

　「亀井さんお疲れ様でした！　一緒にプレーできたことチームメートになれたこと、そして素晴らしいリーダーであるあなたから学べたことを本当に光栄に思います。あなたは本当に素晴らしい人で、今があなたにとって次なるキャリアへの始まりであり、そして、これまでの素晴らしい功績に『おめでとう』と伝えたいです。みんながあなたを大好きで、みんながあなたを愛しています。これからもそうあり続けてください。また、是非、家族と過ごす時間を大切にする良い機会としてください。グッジョブ！　オツカレサマデシタ」

引用元

高橋由伸からのメッセージ

「カメとは同じ外野のポジションで、時にはファーストを守ったり、そしてケガが多かったり同じような時間を過ごして、同じようなプロ野球選手としての道を歩んだかなと思っています。なので、数字というよりも、一つ一つのプレーや劇的な一打が記憶に残る選手だったんじゃないかと思っています。少し前に亀井から連絡をもらったときに、ああ引退するのかなという風に思いましたけども、カメが『今年なかなか思うように体が動かなかった』というような話をしていたけど、最後までチームに求められ、そして、自分で現役の幕を引けるというところは、プロ野球選手としては幸せなことなんじゃないかと思っています。ただ、あともう１か月チームとして亀井としても戦いがあると思いますから、プレーヤーとしてもう一踏ん張り頑張ってください。そして、カメならばその先の道の選択肢はたくさんあると思いますから、次に進んでいってほしいなと思います。１７年間本当にお疲れさまでした」

引用元

これは自分が感じたことなんだけど、阿部慎之助が引退するときと違うのはゴールであり寂しさがあるのか次のステップなのかの違い。阿部慎之助のときはファンのみんなもそうだと思うけど、未来が誰でも想像できた気がする。監督になるのは規定路線だと思うし、次のステップへ進むための段階って感じ。なんとなくサバサバしているというか淡々と事が進んだ感じ。

もちろん、亀井善行も指導者になったり、解説者になったりするとは思う。だけど、なんとなくゴールというか寂しい感じなんだよね。1つの時代が終わってぽっかりと穴が開いたような感覚。

今までありがとうございました。お疲れ様でしたって言いたいところだけど、まだ戦いが残っている。原監督がって言っている。なので、2021年のペナントレースが全部終わったときにまた書こうと思う（って書かない気もする）。