10月27日（火）にテレビ西日本で放送されたソフトバンクvsロッテの世帯視聴率は25.5％（ビデオリサーチ・北部九州地区）だった。この試合でソフトバンクは3年ぶりのリーグ優勝を決めている。
■過去の優勝試合の視聴率（関東地区で放送されたもの）
1994年
中日vs巨人（ナゴヤ球場）
フジテレビ系 18:30～試合終了 48.8%
（10.8決戦）
1995年
ヤクルトvs巨人（神宮球場）
フジテレビ系orテレビ朝日系？（不明）
1996年
中日vs巨人（ナゴヤ球場）
フジテレビ系 18:30～試合終了 37.1％
（メークドラマがあった年。）
1997年
ヤクルトvs阪神（神宮球場）
フジテレビ 19:04～試合終了 7.5%
（裏番組に巨人戦あり）
1998年
阪神vs横浜（甲子園球場）
TBSテレビ 19:00～試合終了 15.6％
テレビ神奈川 18:00～試合終了 調査の対象外
1999年
横浜vs巨人（横浜）
ヤクルトvs中日（神宮球場）
フジテレビ系 19:04～試合終了 15.5％
中継のメインは巨人戦。中日が優勝している。
2000年
巨人vs中日（東京ドーム）
日本テレビ系 19:00～ 21.9%
（4点差からのサヨナラ勝ちのためか視聴率が低め）
2002年
阪神vs巨人（甲子園球場）
フジテレビ系 19:04～23:24 29.1％
2003年
阪神vs広島（甲子園球場）
フジテレビ系 15時頃？～17:54
（胴上げ中継は19時半頃に全国放送）
2004年10月11日（月）
ダイエーvs西武（福岡ドーム）
テレビ東京系 19:00～22:38 13.2％
（ダイエーは現在のソフトバンク）
2005年9月29日（木）
阪神vs巨人（甲子園球場）
日本テレビ系 19:04～試合終了 12.2％
2005年10月17日（月）
ソフトバンクvsロッテ（福岡ドーム）
テレビ東京系 19:00～22：09 17.0%
2006年10月12日（木）
日本ハムvsソフトバンク（札幌ドーム）
テレビ東京系 19:00～20:54 11.5%
2009年9月23日（水・祝）
巨人vsヤクルト（東京ドーム）
日本テレビ系 14:55～16:53 10.0%
2012年
巨人vsヤクルト（東京ドーム）
日本テレビ系 19:00～20:54 11.2％
2014年10月2日（木）
ソフトバンクvs（福岡ドーム）
TOKYOMX1 18:00～22:00 調査の対象外
2015年9月17日（木）
ソフトバンクvs（福岡ドーム）
TOKYOMX2 18:00～22:00 調査の対象外
2016年
巨人vs広島（東京ドーム）
NHK総合（全国放送）
18:05～18:44
19:30～試合終了
2019年
ロッテvs西武（ZOZOマリン）
テレビ埼玉 19:00～22:30 調査の対象外
2020年
ソフトバンクvsロッテ（福岡ドーム）
TOKYOMX2 18:00～22:00 調査の対象外
■過去の優勝試合の視聴率（関東以外のローカル放送）
1997年
ヤクルトvs中日（神宮球場）
東海テレビ（フジ系）
19:00～試合終了 54%近くだったはず。。。
（全国放送の巨人戦を差し替え）
2003年9月15日（月・祝）
阪神vs広島
関西テレビ（フジ系）
15時頃～17:54
（胴上げ中継は19時半頃に全国放送）
サンテレビ（独立局）
13:45～試合終了
（サンテレビは兵庫・大阪のみで視聴可能）
KBS京都（独立局） 調査の対象外
14:00～試合終了
（KBS京都はサンテレビの中継を放送）
視聴率はカンテレ・サンテレビの2局合計で60％近くだったはず、、、KBS京都も含めると最も多いのでは？
2004年9月24日（金）
中日vs広島（ナゴヤドーム）
CBCテレビ（TBS系） 視聴率不明
19:00頃？～20:54
（20:54以降は画面を2分割して放送）
2005年
読売テレビ（日テレ系） 23.6%
19:00～試合終了
サンテレビ（独立局） 14.9%
13:45～21:24
2006年10月12日（木）
テレビ北海道（テレ東系） 33.3%
19:00～20:54
（テレビ東京系で全国放送）
2013年
西武vs楽天（西武ドーム）
NHK宮城（ローカル）視聴率不明
19:30～20:44
（サブチャンネルで延長）
2016年9月10日（土）
巨人vs広島（東京ドーム）
NHK広島（全国放送） 60.3%
18:05～18:44
19:30～試合終了
瞬間最高は71.0%
2016年9月28日（水）
西武ｖｓ日本ハム（西武ドーム）
HBCテレビ（TBS系） 28.9%
18:15～21:54
瞬間最高は47.5％。
2017年
阪神vs広島（甲子園球場）
RCCテレビ（TBS系） 35.9%
13:55～17:50
瞬間最高は55.1%
2017年
西武vsソフトバンク
KBCテレビ（テレ朝系）19.9%
13:55～17:25
2018年9月27日（木）
広島vsヤクルト（マツダスタジアム）
テレビ新広島（フジ系） 54.0%
18:14～21:54
瞬間最高は68.8%
2020年10月27日（火）
ソフトバンクvsロッテ（福岡ドーム）
テレビ西日本（フジ系） 25.5%
18:09～22:09
今回のブログはほぼ記録用です。
25.5%だったということだけです。
いつものホークス戦の視聴率がどれぐらいかよく分からないので、この数字が高いか低いかは何とも言えません（2017年シーズンのナイター平均視聴率は12%台らしい…）。
ちなみに福岡県でのホークス戦は120試合ある2020年シーズンでは地上波で77試合中継されていました。
ただ、1つだけはっきり言えるのは地方での視聴率は大きな影響力がないということです。
福岡で（厳密に言うと”北部九州地区”という名前で調査している）25％取ろうが、世間ではこの数字がスゴイ！ということにはならない。
実際、地方でも本当に注目されるのは大都市圏の視聴率です。東京や大阪の視聴率のことです。
それを感じさせることが北海道のラジオを聴いていたときにあった。
TBSテレビ系で放送されていた「半沢直樹」。続編も社会現象になり高視聴率をマーク。
その半沢直樹を北海道のHBCラジオのある番組が取り上げていた。HBCラジオはテレビもあって、テレビはTBSテレビの系列局。そのような事情もあってか熱心に取り上げていた。
そのときに紹介される視聴率が関東地区・関西地区の視聴率だったのだ。
北海道の視聴率は紹介されていなかった。そのとき、たまたまだったのかもしれないけど、強調されて紹介されていたのは大都市圏（関東・関西）の視聴率だった。
なぜ、そのようなことになっているのだろうか。それは大都市圏の影響力が大きいことや全国放送のテレビ番組が東京や大阪の番組が多いからだ。
ゴールデンタイムを含めて多くの時間帯で放送されている番組の多くは東京のテレビ局が作った番組になっている。
たまに地方の放送局が作った番組が全国放送されている番組がある。ただ、大阪のテレビ局がほとんどで福岡、北海道などのテレビ局が作った番組は少ない。
ミヤネ屋、秘密のケンミンショー、プリキュア、アタック25、フジテレビの火曜21時台のドラマ枠。。。
これらの番組は大阪のテレビ局が作っている（他にもたくさんあるが…）
大阪以外のテレビ局で全国放送のレギュラー番組を持てたとしても名古屋ぐらい。そうなると、視聴率の基準が自然と大都市圏になってしまう。
だから、地方でどんなに高視聴率を記録しても影響力はない。地方での高視聴率は意味がない訳ではないけど重要視されない。
