こんにちは。今年は先月、今月と続けて大きな台風が関東を直撃しました。

 

先月の台風15号は関東地方に上陸したものとしては、観測史上最強クラスと言われ、強風の影響で、千葉県を中心に停電がおきるなど、甚大な被害がでました。

特に停電の復旧には数週間の時間がかかり、その間、断水も発生していたので、被災された方々は、長い期間、不便な生活を強いられたことと思います。

 

その復旧が終わらないうちに今度は台風19号が関東甲信越地方を直撃。今回は強風の時間は短かった気がしますが、広い範囲で強い雨が降り続け、同時多発的に河川の決壊や氾濫が起きて、今回も多くの方々が被害にあわれてしまいました。

被災された方には早い復旧をお祈りしております。

 

 

さて、私どもはと申しますと、幸いにも建築現場、会社スタッフ、家族ともに、台風による直接の被害はございませんでした。もともと事前に準備をしていたこともあり、大きな不安はなかったのですが、父と母が住む実家のことは少し心配をしていました。

 

私の実家は相模川の近くで、その上流には今回緊急放流の実施でニュースになった城山ダム(津久井湖)があります。緊急放流となると川の水量をコントロールできなくなるため、下流では大規模水害がおこる可能性があります。実際、昨年の西日本豪雨では、愛知県で約3千棟が浸水する被害がありました。

実家は高台にあるため、浸水の心配は少なかったのですが、結果的に周囲にも大きな水害はおきずに済み、ホッとしました。

 

ただ、相模原市緑区にある当社の家具工房周辺では、河川の氾濫やいくつかの土砂崩れが発生していました。台風が去った翌日に、お客様を乗せた車で当社の家具工房に向かっている途中にも、土砂崩れの現場に出くわし、道路に流れ出た砂利をスコップで除去しているのを見ましたし、現在でも私が普段使う道で土砂が流れ出たりしています。

 

 

また、当社の家具工房ではその影響で18日の朝まで断水となり、水が出ない状態でした。

ところで、当社ではお客様に家庭用給湯器のエコキュートをお勧めしているのですが、エコキュートには断水時に対応した非常用取水栓があるのをご存知でしょうか?

非常用取水栓とはエコキュート本体についている非常用の蛇口のことです。エコキュートは夜間の安い電力と、ヒートポンプ技術を利用して、お湯を沸かして貯めておくため、タンク内には、常に一定の水(お湯)が貯まっています。その貯まっている水(お湯)を非常用の蛇口から取り出すことができるのです。

この水(お湯)は生活用水として使用することができ、機種にもよりますが、家族4人で2~3日分の量が確保されています。

今回の家具工房での断水でも、この機能のおかげで手洗いやトイレなどで使用することができ、大変助かりました。

 

 

 

 

さらには、これで思い出したのが東日本大震災のことです。

当日私は地震の混乱の中、夜遅くにやっとの思いで自宅に帰ることができました。

家につくと停電で真っ暗、懐中電灯を手に移動する状態でした。そのとき手を洗おうと蛇口を開けるとお湯がでてきました。エコキュートに蓄えられたお湯が残っていたからです。

私はお風呂場にロウソクを立ててシャワーを浴びることにしました。そのおかげで、それまでの緊張と疲れがとれてホッとできたことを覚えています。

また、蛇足にはなりますが、外断熱工法で建てた家だったことも幸いしたようです。3月とはいえ、まだ夜は冷える時期でしたから、家の中の温度を一定に保ってくれる外断熱工法のおかげで、シャワーの後も寒い思いをせずに済みました。

 

これからも台風や地震は避けられないものですから、安全で安心できる家をしっかりと造っていきたいと思います。