2025年問題やら、隕石が落ちてきて、やら、第三次世界大戦が、やら、いろんなことがネットで云われています。

 

じゃあ、ネットがなかった時はどうだったかと云いますと、いろんなところから、戦争を煽ったり、世界の最後を考えたりしている作品がわんとありましたよ。

 

「地球最後の日」なんてアニメーションがありましたし、「ザ・デイ・アフター」なんて映画もありましたし、「ウォーゲーム」って映画もありました。けれども不安を煽ってはいたけれど、子供たちは毎日笑顔で野球やら釣りやらいろんな興味に勤しんでいましたよ。

 

なにか違うのは、これらをネットでばら撒いている者たちの意図である。40年くらい前にあった映画やテレビでは、明らかにそんな世界になるぞと脅かしている、そうやって戦争の必要性を我々視聴者に刷り込んでいるということですが、それがネットでは、本当にそんなことが起こると思っているのかいないのかがよくわかっていない。そこに追随して誰かが同意したような意見を浴びせる。そんなこんなで300、400、1000、2000と同意者が増えて行ったりしたら、ここに既成事実のようなものが生まれてくる。

 

恐ろしいのは、ちょっと煽ってやろうという普通の、文章を書くのがうまい人間がこれらの既成事実を作り上げることに成功したら、本当に起こってしまうのではないかと大勢の人間を欺くことができたら、日本では突然に戦争が起こるなんてことはないが、海外ではどうだろう。

 

単純に、核兵器という兵器を使って起こす戦争ではなく、それを使って戦争を煽り、武器や防具の必要性を我々国民に刷り込んでいく。

 

コロナワクチン にしろ、子宮頸がんワクチンにしろ、インフルエンザワクチンにしろ、信じられなかったけどね。私は。

 

なんで国の云うことだからって誰もかれもが信用して打ちに行くのか?

 

国のいうことはいずれも疑わなくてはいけない。

 

そう、誰でも簡単に戦争を起こせるような世界になってしまっては、いけない。