みどらです
昨今の経済、風潮を見ているとイメージについて考えさせられます。
この不況の中、売り上げをぐんぐん伸ばしているマックやユニクロには『安いくて品質が良い』イメージや『安くて手軽』のイメージがお客様の足を浮き立たせます。
小さな洋品店が安くて選べて買える物のイメージで近所で店舗展開していきます。
今の時代、お客様を呼ぶには安いだけではNG。安い+αが必須。
不況と言われる現在(みどらは不況だとは思いませんが・・・)飲食店の売り上げが2割3割減が当たり前のように言われています。
弊社でも少なからずあおりは受けたよう?ですが、おかげさまで3%減ぐらいで収まりそうです。
では、『安い』はなにを基準にイメージになるのでしょうか?
私が就任したてのころは、よくお客様から『高い』と言われました。今は会計時に『安い!そんなんでいいの?』とよく言っていただいております。値段は変わっていません。ではなぜ?
そうです。サービス、内装、接客態度の全てが変わったのです。お客様は御自分の価値観に合わせ『安い』をお決めになります。
内装はともかく、お金をかけずともイメージを変えることは出来ます。
これは人にも言えることになります。恋愛の場においても仕事上のお付き合いの間でも、家族の間でも・・・。
ですから御自分のイメージは、今現在、誰になんと言われようとも、御自分の憧れている方や、理想像そのものだと日々思い行動することが重要です。
子供の教育にも似たような現象が起きます。親が『だめな子』と言い続ければ、刷り込みされていきます。もちろんその子のモチベーションや環境で克服したり。根拠もなしに『出来る子』といわれた子がキレやすくなったりもありますが、すべてはその子自身のイメージに直結していきます。
近頃、某アイドルの酒酔いの失敗事件が取りざたにされ、賛否両論さまざまな意見がありますが、みどらは少し違う観点でお話したいと思います。
彼の持つ『いいひと』のイメージは強烈で、政治経済をも動かしてしまいました。それだけ『いいひと』のイメージが強力だったのです。
ファンでない人までが報道直後、すかさずフォローに回りました。驚いたのは、私の周りでも同じ現象が起きました。『いいひと』のイメージが⇒『たまには飲みすぎちゃうよね』『何かストレスがたまっていたんでしょう』とフォローの神輿をあげました。
これが他のタレントさんだったら残念ながらこうはいかなかったでしょう。
批判した政治家、警察までがフォローの重圧を受けたようです。
家宅捜索にいたっては、『やりすぎ』と・・。冷静に考えれば芸能人さんご自宅の家宅捜索はちょいちょい行われている気もしますが、何も出なかった後『あんないいひとの自宅を荒らすなんて・・・』とさらにフォローはパワーアップ。
『いいひと』は完全に彼のキャラクターの代名詞のようです。
ま、同じことを2度すれば、今度は『酒にのまれる』イメージになってしまうのでしょうが・・・。